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2010年12月17日金曜日

ココ島―金持ちの生活を垣間見る

2010年7月に行ったココ島で見た珍しいモノの中で、特段珍しいにも関わらず、
書き忘れていたことがある。半年以上経過するも、やっぱり書き残したいので
(読者が非常に少ないブログであることは重々理解しつつも)記す。

ココ島はコスタリカ海岸から500キロ以上離れたところにポツネンと存在する
太平洋の無人島(国立公園ゆえ、Park Rangerが常駐するようになったが)。

我々の利用したアグレッサーのような宿泊可能なダイビングボートがいくつか
就航しているので、普通の人はそれを利用して、ココ島でのダイビングを楽しむ。

ところが、普通じゃない船が突如、ココ島に現れた。
それがこちら!
船の大きさは写真では分かりにくいと思うが、後ほど調べたところ全長120m。

この船が停泊していた数日間、我々ダイバーたちに話題を提供してくれた。
食事のたびに窓からこの船を見ては
「誰のもの?」
「中はどんなん?」
「いくらする?」と勝手な想像をして楽しんだ。

写真では見えにくいが、船の右下がパカッと空いている。
その中には、これまたとんでもなく格好良いスピードボートが2艘格納されている。

ちなみに、まるきちたちがダイビングに行く際にも、なんちゃってスピードボート
(正しくはDingyという小さなゴムボート)に乗って出かけるのだが
皆この船に興味深々なもんだから、わざとこの船の周りを一周して真近で様子を
確認してみたりした。

すると、格納されたスピードボートの内1艘が出てきたのだが、
「007ですか!?」と言いたくなるようなお兄様2人が操縦していた。
金髪、胸がはだけ気味の白いシャツは胸筋で押し上げられ、
勿論肌は程良くこんがり焼けている。しかも愛想よく、ゴムボート1艘に7人ほどが
ぎゅうぎゅうになって座っている我々に向かって白い歯を見せて「Hi!」ときた。

さて、この船、数日間停泊して姿を消したので、
ジンベイザメやハンマーヘッドの話で盛り上がってすっかり記憶が薄れていたのだが
ココ島から帰国して1-2週間経った頃、
ダイビング船でいつも一緒にご飯を食べていたギレーヌから、
同テーブルの仲間7人に宛てて1本のメールが。

「雑誌読んでたら、あの船のことが載ってた!」というわけで記事を(仏語のまま)
スキャンして添付してくれた。

そこから調べて行った結果、たくさんのことが分かった。

・ まず、持ち主はロシア人Andrey Melnichenko氏、金融・鉄鋼業で稼いだらしい
  (2008年ランキングでは世界の金持ち158位、当時38歳、きっとダイビング好き)
  こちらは持ち主の顔写真が掲載されているForbesのHP。
  http://www.forbes.com/lists/2008/10/billionaires08_Andrey-Melnichenko_H6VQ.html?partner=email

・ 船は”A”というシンプルなお名前。このお船のマネー関連情報は以下の通り。
  -総工費 $300 million (1ドル100円換算で300億円)
  -年間維持費 $20 million  (20億円)
  -内給油費用 $500,000以上 (5千万円)

ははははは。
ゼロの位を数えるのが大変ぞよ。

さて、これらの情報を含め、面白情報満載の記事がWall Street Journal Onlineで
閲覧できるので英語が分かる方、是非、下のリンクをクリックして読んでたもれ。
(この船の製作に関わった会社の多くが倒産したとか・・・、ネタ豊富っす)

英語が分からない方も、「Video」のタブをクリックすれば”A"の内装が見えます。

内装の特徴
・ 持ち主のメルニチェンコ氏は鏡好き(鏡には数学的美しさがあるらしい)で、鏡がいっぱい。
・ 指紋認証など、とにかくセキュリティー高。(さすがロシア人!)
・ 真っ白
・ バカラいっぱい

<面白情報満載のWall Street Journal Online>
http://online.wsj.com/article/NA_WSJ_PUB:SB10001424052702303695604575181911796253780.html


ちなみに、メルニチェンコ氏、派手な金遣いは有名らしい。
奥様(セルビア出身のスーパーモデル、彼女のHPはこちら
http://www.aleksandramelnichenko.com/、美しい人です、はい。)
のお誕生日会にジェニファーロぺズをロンドンまで呼んだ。
結婚式にはクリスティーナアギレラを呼んだ。
友達としてではなく、上記2件ともPerformしてもらうため、とのこと。


・・・はっ!
桃源郷(シャングリラ)を求めてダイビングするはずのまるきちなのに、
俗っぽいゴシッピーな話題を長々と書いちまった。



苦し紛れにココ島のアジの写真を掲載してみる。

2010年9月18日土曜日

ココ島、最高!
























ココ島いいとこ、一度はおいで~♪


そんなココ島ですが、ベテランダイバーギレーヌは2度目。
1度目のココ島は "a bit disappointing" だったそうで。

まるきちたちにとってのガラパゴスのような。
すごいすごい、って言われてすっごく期待していたら
そりゃ、すごかったけど
自然界が相手なだけに、期待はずれな面もありました。

というわけで、ダイビングは時間、金、執念が必要です(涙)。 

ココ島―いるかいるか、いないかいるか

ココ島ダイビングで最も意外な出会いは
浮上の水中停止時(水深5m、3分間程度)、
突然現れたイルカ!

水中停止中、遠くの方のアジの群れを皆ぼーっと
見ておりましたが、水中停止も十分したし、
さぁ上がろうか、としたところ
アジの群れが一瞬ざわっと動いたと思ったら
すぐ隣にひょこっとイルカが!

一回だけうなずいたように頭を上下させて、
ざーっとものすごいスピードで遠ざかって行きました。

本当に突然だったので、大方のダイバーは
カメラの電源を切っていて写真をゲットできず。

かんきちはアジの群れがざわついた時点で
電源ON。

同じく電源をONしたのはスロヴェニア人のアレス。
本当に一瞬の出来事だったけど、
ぱしゃっと見事に写真が撮れてます。

下の写真は、アレスが撮ったもの。
まるきちとかんきちのすぐ隣にイルカ。


ダイビング中に自然界でイルカを見られるのは非常にレアだと
思います。
イルカが人間になついている特殊な場所があると聞いたことが
ありますが、ここはそうではありません。

世界中の海を1000本以上も潜っているフランス人のギレーヌも
ダイビング中のイルカとの遭遇は2度目、とのこと。

ところでこのイルカちゃん、最高に賢そうな顔してましたが、
実際賢くてちょっぴり意地悪。
ココ島で長らくダイブガイドをしているアニバルが見た最も
すごい光景は

「イルカの群れがハンマーヘッドの群れを下から襲って
 ハンマーの腹をつついて遊んでいる光景」とのこと。
 
うわーっ、見たいよ、見たいよ、それ!

ハンマーヘッドはいたずらされっぱなしでなす術無しだったそうで
かわいそうなハンマーさんたち。




ココ島―Color Splash !

地味なお魚ですが
サンゴを背景に
写真を撮ってとばかりに横たわる子。

ココ島―グラフィックデザイン的な群れ

アジの群れ。
バラけ方が均一で面白い。

ココ島―伊勢海老ごっそり!!

これは、生け簀の中ではありません。
自然界です。

こんなにたくさんの、
しかもこんなに巨大な伊勢海老を
一か所でまとめて観察するのは初めて。


















昼間は岩陰に隠れているけど、
夜になるとこうやってお散歩しています。
(たぶん餌さがし、ていうか、自分たちが餌になる危険性も高いけど)

とにかくいっぱいいるんです、ココ島には。

ココ島上陸―伊太利亜人

場所によってはこんなハードなけもの道を
雨の中1時間半ほど歩いて
























こんな熱帯雨林の真ん中にある
素敵な滝つぼにたどり着きます。

写真は打ち付ける滝にまっしぐらの
イタリア人ダイバーの集団。
知人同士でまとまって今回のクルーズに申し込んで
来ているだけあって、
非常にまとまりのある集団。

この後、ブログには掲載しませんが
横一列に並んで滝に(禿げ頭を)うたれながら
応援歌らしきものをのぶとい声で合唱し、
しまいには一糸まとわぬ後ろ姿を公開しておりました。
イタリアンパワーさく裂!

ココ島―甚平君は親切




































妻を置き去りにして、甚平と共に海の彼方に消えた
夫とJohnを心配しつつ、
バディーがいなくなったので、フランス人カップルに
養子縁組をしてもらい、他のチームメンバーのみなさんと
ねむりぶかやSting Rayを観察して砂場の海底を
うろうろして時間を過ごすまるきち。


2人と1匹が消えた20分後くらい、どこからか声が聞こえる。

「幻聴か?」

まわりもそわそわし始める。

「ん??」

とみんなで左右上下に首を動かす。

そしたら・・・

どーん!
頭上には、しろーい甚平君の腹!!

その甚平君を左右に囲んで我が物顔で凱旋する夫とJohn。

あまりに突然頭上に現れたこの光景に、皆大興奮でした。

甚平君が問題児たち(いや、2人ともいいおっさん)を
ダイブポイントまで連れて帰ってきてくれたのです。
甚平と共に帰還した2人は海底ばかり見ていて気付いてくれない
ダイバーたちに大声でシャウトしていたのでした。

まるきちも夫が帰ってきたことに胸をなでおろす。
ねむりぶかと遊んだり、エイと並走してみたりと
それなりに忙しく遊んではいたけど、夫のことは心配していたのです。
いくらGPSを持っているとは言え、どこまで甚平君を追いかけて
行ってしまったのかとヒヤヒヤしました。

2人を送ってきた後、甚平君は
すーっと海原に戻って行きました。

「ありがとう甚平君!」

さて、このJohnとかんきち、陸にあがってからも
ガッツポーズやら何やら、
男同士でやってやった!的な盛り上がりで
うっとおしいったらありゃしない。

これ以降、かんきちの海中での動きはまるきちによって
徹底的にマークされ、制御されたことは言うまでもありません。

ココ島―夫は甚平とJohnとともに去りぬ③-甚平>妻

そういうわけで、Alcyoneは非常に贅沢なポイントなわけですが、
タイトルにございます通り、
ここは夫かんきちが、まるきちを置き去りにし、
甚平&Johnと共に海の彼方に消えた場所でもあります…


先ほどから申し上げているとおり、ここはアクションが
多いポイントです。
ハンマー待ちをしていたら、甚平君が登場しました。
しばらくはみんな「わー」「きゃー」的に
甚平君を追いまわして写真を撮っていましたが、
ちょっと疲れて(飽きて)きて、甚平君もそれを悟ったのか
Alcyoneの岩場を離れて行こうとしました。

一緒に潜っていた人の大半が甚平君の後ろ姿を見送っておりました。
まるきちも、「あー楽しかった!」と大満足。
夫かんきちが、さぞ良い写真を撮れたであろうと写真の
出来栄えなどを心配しておりますと
「ん?かんきち、まだ甚平君の写真撮りたいの?
 まだ背中追いかけるの?」・・・と
猛烈にフィンキックして甚平君を追うかんきちが視界に入ってきました。
甚平君が引き返してこないかとぼんやり他の人たちとかんきちを見ていたのですが
甚平君も、かんきちも広い海の彼方に向かって消えていく・・・

あのぉー、まるきちのダイブバディーはかんきちなんですけどぉ・・・
ダイビングの基本ルールでいけば、
「バディーは常に一緒。はぐれたら数分間だけ水中で探して、
 見つからなければ浮上、必要に応じて助けを呼ぶ」

しかも、ここAlcyoneは流れが強いので、
ちょっと流れに乗ってドリフトダイブしたつもりが
随分ポイントから離れてしまうのではないかというところ。
若干、いや結構慌てたけど
まるきちはかんきちが一人でないことを確認しておりました。
甚平君を執拗に追いかけていたのは2人。
かんきちと、アメリカ人John。

遠い彼方でひたすら甚平を追いかけるJohnに夫かんきちの命を
託したまるなのでありました。

写真はJohnと2人でスナップ写真を撮りあいっこする2人。
あまりにずーっと甚平君を独り占め(いや2人占め)にし続け、
岩場もない海中は甚平君以外とりたてて見るものもなく、
2人だけはぐれてしまったので…
Johnは暇を持て余して自分撮りでバックに甚平君を入れようとしています。
その様子を撮影するかんきち。

ココ島―夫は甚平とともに去りぬ②-Alcyone, what a dive point!






































 
これは1本目のAlcyoneの浮上時の写真。
モノクロにする意味はとくに無いのですが
(なんかドラマチックな感じがしただけ)
潜水ロープがびよーんと曲がっているのが
お分かりでしょうか?

ぶおーん、ぶおーんとものすごい潮の流れで
紐につかまっているのが難しいくらいのウネリなんです。

ダイブガイドからも、
「水面はとくにウネリがきつくなりやすくて紐につかまっていられると
 小船でピックアップしにくいから、海面近くに来たら
 紐を離すこと」と指示されていたのに、
多くのダイバー(含む臆病者まるきち)は怖くて
ギリギリまで紐にしがみついて体力を消耗しちまいました。

水中から出るのも大変だけど、入水も大変だった…
バラバラにならないように、みんなで紐につかまって下に降りて
いくのですが、まるで洗濯機の中に突っ込まれているような
気分でした。

経験の少ないダイバーたちにはきつかったようで、
入水をあきらめた人もチラホラ。
(ちょっと先輩風を吹かせるまるきち)

でも、ここはすごかった!
ハンマーはごっそり出るわ、甚平は出るは、
Sting rayはヒラヒラ泳いでるわ、
アジの群れもどーんと出るわ。

モルディブのクダラ・ティラも贅沢だと思ったけど、
ここはもっと迫力があったなぁー。

本当はガラパゴスのダーウィンもそういう特別な場所
だったんだろうなぁ・・・
なんでハズレたんだろう・・・またまたもって残念。

ココ島―夫は甚平とともに去りぬ①




まるきちと甚平くんの出会いはモルディブ。
寝泊まりするクルーズ船から、船乗りクルーが
海面近くをぼーっと泳ぐ甚平君を見つけ、
「すぐに飛びこめ―!!」と叫ぶスタイルです。
フィンとマスクをつけて、じゃぼーん!
コーヒーを飲んでゆったりしている時に甚平君が出現したり
するので慌ただしい。
海面をシュノーケルとフィンで移動するので、
ダイビングと比較してエネルギー消耗が早く、
ちょっと甚平君に深く潜られると後ろ姿を見送るしかない。

モルディブは2度行きましたが、2度ともシュノーケル。
ダイビング中にいは1度も現れませんでした。

ガラパゴスではモルディブと同様、シュノーケルで
たっぷり20分、ダイビング中にもちらっとだけ見ることができました。

しかし、ココ島では甚平君をたっぷり堪能しましたよ。
ハンマーヘッドの群れ待ちダイビングで、
ふらーっと甚平君登場!
入水時に入れ替わりで出てきた他の船のダイバーたちから
"We saw whale sharks!"と聞いていたので期待はしていたのですが。
しかも、われわれは聞き逃しませんでしたよ!
"What do you mean sharks?!" そうです、plural、複数形でございます!!
2匹もいたんです、同じダイブサイトに!

その贅沢ポイントは、Alcyone。
Alcyoneには何度か潜りましたが、
「まさにここ!このブイ(半径10cmくらいの球体が目印)
に小舟を停泊させて潜るためにはるばるやって来たのよー!!」
と叫びたくなるそれはそれは贅沢な場所です。

まずもって、ここはハンマーヘッドが大きな群れを形成して
クリーニングにやってくることで有名。

それに、見飽きるほどのねむりぶか、
巨大なSting rayがウヨウヨ。

このAlcyoneについては、もうちょっと書きたいことがあるので
次のエントリーに続く。

2010年8月25日水曜日

ココ島―ハンマーヘッド(バカ妻)

一眼レフが水没してしまった話はしましたよね…(こちら
一眼があれば、この写真もより透明度高く、
くっきりと、しかも広角で捉えられたことでしょう…

デジカメの質をカバーするために
かんきちがモノクロにして保存していた写真。

モノクロは苦肉の策の割に
どうしてなかなか良い写真なのではないかと、
むしろハイセンスなのではないかと、
バカ親ならぬバカ妻は思ってしまうのである。

2010年8月1日日曜日

ココ島―あなたに会いに来ました‐ハンマーヘッド!

この旅行で撮った写真の中で最もかんきちが気に入っている
ものである。
迫力があるというわけじゃないんだけど、
グラフィックデザインのようなハンマーヘッド(シュモクザメ)
の配置が気に入っているらしい。
水深25mくらいでハンマーの群れが出るのを待っていたら
期待通り、どこからともなく頭上に現れた。
それを撮っていたら実は割と近くにも数匹ハンマーが
泳いでいた、というのがこの写真。

ココ島に来るダイバーの大方が、このハンマーヘッドの群れを
見たくてやってくる。

ココ島で「ここはハンマーが出るよ」と
言われたポイントではだいたい出た。
贅沢なもんだ。

警戒心が強いので、なかなか近くには来てくれない。
いや、近くにきてくれても
こちらが気付かないことも多々。
ハンマーヘッドを待つ場所は、湾のようなところではなくて
外洋の潮の流れがガツーンとそのまま流れ込むような
潮の流れがキツイポイント。
そこにクリーニングフィッシュがいて、体を綺麗にしてもらいたい
ハンマーたちがやってくるのだ。

流れがキツイと人間は流されてしまうので、岩につかまったり
岩を盾にしてハンマーを見ようとする。
しかも、深いところも浅いところも見える場所が良い。
すると、深い海に面した崖っぷちのようなところで
崖の淵につかまって見るのが最もよくあるパターン。
ダイバーは横一列にちらばって
上に下にとキョロキョロしながら綺麗好きハンマーたちが
やってくるのを待つ。
ハンマー(であれ何であれ、面白いもの)が出たら
タンクを棒でたたいたり、ダイビングベルで音を出して周囲にも
知らせてあげる。

この音やら、指さす隣人に気を取られてあっちこっち見ているうちに
実は目の前をすーっと、通っていたりするのです。
もっとよくあるのは、カメラマンがせっせと写真を撮っている
その後ろ近くをざーっと泳ぐハンマーの姿。
単なる嫌がらせとしか思えん。


ある程度近くまで来ると、実はこっちをチラチラ見ていたり
するのが確認できる。
「目と目で通じあう♪」(古っ!)
ダイバー的には至福の時!!

その妙ちきりんな目でどんな風にまるきちを認識したのか
興味あります。

2010年7月31日土曜日

ココ島―カメラ水没

ダイビング2日目、非常に残念なことがありました。
かんきち、自慢の一眼レフセットが水没・・・
カメラのハウジングから水が浸入して
カメラ本体がイカレテしまいまして・・・。

ディンギーで移動中に高波でガツンガツンとカメラに
振動が加わったのがいけなかったのか、
かんきちのメンテミスなのか、
Oリングの劣化なのか。

水没した時の写真。
水滴がレンズについて不思議な雰囲気を醸し出した
写真とあいなりました。

そういうわけで、今回掲載している写真のほとんどは
バックアップとして持って行った
7年くらい前に買ったコンパクトカメラに
フラッシュを一灯付け替えたもの。

かんきち、非常に無念がる。

勿論まるきちも残念だ。

一緒の船のみんなもしきりに残念がってくれた。

外国人は「How are you doing?(調子はどう?)」を
挨拶代わりに使うことが多いけど
カメラが水没してからというもの1-2日は、皆さん
かんきちやまるきちに会うと
「How's your camera doing?」とカメラの心配をしてくれました。

あれこれ処置してみて手だてなしと分かったところで
カメラの電源を入れてみたところ、
カメラからファックス送信中のような「ガーピーガ~~」という
音がしてプツンと切れてしまった。

南無阿弥陀仏。

ココ島―ネムリブカ‐真夜中は別の顔②

さて、ネムリブカの好物ですが、ガイドが言うにはこちら、
Trumpet Fish、和名ヘラヤガラ(長さ40-50cmくらいの細長い子)。

「この魚を見つけたら、ライトで照らしてやるといいよ。
 ネムリブカが食べに近寄ってくるから」

とむごいアドバイス。

まるきちに照らされたコイツは
ネムリブカの興味を一向にひかないで悠々と泳いでました。

今回一緒したダイバーたちは、皆いい機材を持っていました。
ライトも真新しいLEDライトを2本ずつくらい持っていて
20人くらいが一気に潜るもんだから
ダイバーが集中するエリアは異様な明るさ。
あまりの光の強さに三白眼で(もともとか)
逃げ出すネムリブカ。

ところで今回のナイトダイブで一部の人があわーい期待を寄せていたのが
Tiger Shark (イタチザメ)との遭遇。

ウミガメが好物というこのタイガーシャーク
昼間は深いところにいるらしいが、夜になるとぼーっと浮上してきて
数回このManuelitaのナイトダイブを騒がせたらしい。
現れてすぐダイバーたちの横をスーッと泳いで海原に消えたという。
(ダイバー的には見られて感激、と喜んだんだと思う)

体に虎のような縞柄があるこのサメ、でかいやつは体長7-8mと
めっぽうでかい。
体はでかくてもプランクトンばかり食べてるジンベイザメとは訳が違う。
ジンベイ並みの大きさで、ギザギザの歯がギッシリ生えていると思うと
ぎょぎょっとするなり。当然、危険なお方。
夜のダイブで出会ったら間違いなくまるきちはチビルであろう・・・

ガイド曰く、1度だけTiger Sharkがお腹がすいており、
狩りをしているネムリブカがこやつに狩られることがあったらしい。
ネムリブカたちは勿論パニック、
ダイバーはもっとパニック。

そういう事態が起こったら、すぐに集まって浮上すべし、という
指示を与えられましたが、幸か不幸かTiger Sharkは現れませんでした。

まるきちたちがナイトダイブで見た最大のサメは
ガラパゴスシャーク(体長2-3m)と思われます。
昼間と違って夜は迫力あるっす。
昼間なら追いかけたと思うけど、夜は優雅な後ろ姿を
見送りました。

ココ島―ネムリブカ-真夜中は別の顔①




日中のダイビングではあまり目立った動きのないこの子たち、
夕方からは別の顔。

ココ島はナイトダイブのクオリティーが高くてよかった。
もちろん、ナイトダイブなだけに、
潮の流れがあるような場所や深く落ち込んだところでのダイビングは
ありえません。
ここはナイトダイブで有名なサイト、Manuelita。

自分たちが持っているライトだけを頼りに海中を照らし、
活発になった夜行性の魚の行動に喜んだり、
岩陰に隠れて目を開けたまま寝ている魚に近づいたり、
遊び方はいろいろ。

さて、このネムリブカ以外にも夜活発に動き回っている奴がいます。
カスミアジです。
このカスミアジ、体長80cm程と結構大きめで
夜の海、水中でライトを浴びた顔はネムリブカの顔よりも
よっぽど怖い。(人間が危害を加えられるようなことはないけど)
ネムリブカと違って昼間も普通に泳ぎ回っている働き者。

なぜかこいつら、ネムリブカを観察しようとしてじーっとするまるきちの
ほっぺたのあたりから「シュワーっ」と現れて
まるきちをギョッとさせることが多々ある。
昼も夜も、そうそう人から逃げ回らない。
注目を浴びたいタイプらしい。

ココ島―ネムリブカ―目つき悪いってば



ココ島で飽きるほど見たのはコイツ、ネムリブカ、
英語名Whitetip Reef Sharkです。
体長1m~1.5mくらいの小ぶりのサメちゃん。


我が家にある山と渓谷社出版の図鑑「日本の海水魚」の解説では

「このサメは昼間は岩やサンゴに頭を突っ込んで寝ている」

と記載されているが、
ココ島にはたくさんいすぎてなのか岩やサンゴが足りないのか
何十匹もが海底でぼーっと寝ていたりする。
カメラマンかんきちが、ジンベイを追いかけて海のかなたに
消えてしまったときに(本当はバラバラに行動してはいけない)、
まるきちが見たネムリブカの群れ。
一緒にいたフランス人のギヨーム氏が撮影した写真でお楽しみあれ。
わさわさ寝てる上に、チラホラマダラエイも寝てる。
ものすごく迷惑そうな顔で写真を撮るダイバーたちを
ちら見するネムリブカたち。
ごめんな、昼寝の邪魔して。
ここはなぜ集団居眠り場と化しているのか・・・

ココ島―Frog Fish 相変わらず妙ちきりん

一見何のヘンテツも無いサンゴ。
でも何か色合いがおかしい。

Frog Fish。日本名カエルアンコウ魚です。
れっきとした魚。
手のひらくらいの大きめサイズでした。
表情変えず、全く動かず。

地味な印象の魚のくせに、ダイバーにはやたら人気がある。
みんなフラッシュをバッシバッシたいてました。

ココ島―こちらは誰なんでしょう?




































Snapperの仲間ではあるようですが。
正確にはなんという魚か不明。

Liveaboardには1000本以上潜っているダイバーも数人いましたが
決して魚の名前に明るいわけではないらしい。

意外と逃げないのよね、ココの魚たち。
ザーッと目の前を無遠慮に横切ってみたりしてくれる。

ココ島―ここ、魚いっぱいです

 

コスタリカ政府は環境保護、観光にめっぽう力を入れている。
ガラパゴスが危機遺産から晴れて外れたそうだが、
ココ島には数人のレンジャーが常駐していて、
Liveaboardなどが寄港するとレンジャーが乗船してきて
「生物に触れない、島を汚さない」等々の講和&ビデオ上映がある。
さらには、パスポートにハンマーヘッドのスタンプまで押してくれる。
(なぜレンジャーがパスポートに捺印してよいのかは不明。
 パスポートに捺印する権利って誰が持ってるの??)

ようやく、念願のダイビングです。
皆わくわくしつつもカメラの調子を見たり、ウェイトの具合を見たりの
チェックダイブです。

1本目から魚が多い。
写真はヨスジフエダイたち。

ふつうにイッパイいる。
透明度は高いが魚が多いわけではないコスメルに潜った後に
濁ってるけど魚がいっぱいなココ島は対照的。

「圧巻」というほどのことではないけど、
どこを向いてもたっぷりお魚が泳いでいる。
水温は27度程度。
予想していたよりも高くてありがたい。
まるきちはセミドライ5mm、かんきちは5mmのウェット&フードで
寒さを感じなかった。

期待できるよ、ここ。