2010年7月31日土曜日

ココ島―ネムリブカ‐真夜中は別の顔②

さて、ネムリブカの好物ですが、ガイドが言うにはこちら、
Trumpet Fish、和名ヘラヤガラ(長さ40-50cmくらいの細長い子)。

「この魚を見つけたら、ライトで照らしてやるといいよ。
 ネムリブカが食べに近寄ってくるから」

とむごいアドバイス。

まるきちに照らされたコイツは
ネムリブカの興味を一向にひかないで悠々と泳いでました。

今回一緒したダイバーたちは、皆いい機材を持っていました。
ライトも真新しいLEDライトを2本ずつくらい持っていて
20人くらいが一気に潜るもんだから
ダイバーが集中するエリアは異様な明るさ。
あまりの光の強さに三白眼で(もともとか)
逃げ出すネムリブカ。

ところで今回のナイトダイブで一部の人があわーい期待を寄せていたのが
Tiger Shark (イタチザメ)との遭遇。

ウミガメが好物というこのタイガーシャーク
昼間は深いところにいるらしいが、夜になるとぼーっと浮上してきて
数回このManuelitaのナイトダイブを騒がせたらしい。
現れてすぐダイバーたちの横をスーッと泳いで海原に消えたという。
(ダイバー的には見られて感激、と喜んだんだと思う)

体に虎のような縞柄があるこのサメ、でかいやつは体長7-8mと
めっぽうでかい。
体はでかくてもプランクトンばかり食べてるジンベイザメとは訳が違う。
ジンベイ並みの大きさで、ギザギザの歯がギッシリ生えていると思うと
ぎょぎょっとするなり。当然、危険なお方。
夜のダイブで出会ったら間違いなくまるきちはチビルであろう・・・

ガイド曰く、1度だけTiger Sharkがお腹がすいており、
狩りをしているネムリブカがこやつに狩られることがあったらしい。
ネムリブカたちは勿論パニック、
ダイバーはもっとパニック。

そういう事態が起こったら、すぐに集まって浮上すべし、という
指示を与えられましたが、幸か不幸かTiger Sharkは現れませんでした。

まるきちたちがナイトダイブで見た最大のサメは
ガラパゴスシャーク(体長2-3m)と思われます。
昼間と違って夜は迫力あるっす。
昼間なら追いかけたと思うけど、夜は優雅な後ろ姿を
見送りました。

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