2008年9月28日日曜日

贅沢ダイビングスポット


Kuda Rah Thila、South Ari Atollに位置します。
朝1番、7時ちょうどに入水しました。
1時間かけてこのポイントで潜りました。
ここの特徴、
 ・地形が面白い
 ・魚影が濃い
 ・大物が突然登場
Overhangと呼ばれる、せり出した岩がたくさんあります。
(上の写真でも見られます)
その岩陰にたくさんの魚(特にヨスジフエダイ=Blue Striped Snappers)
が群れています。
写真を撮ると、魚+岩によって面白みが出る上に、
光の具合によっては、水の色に陰影が出て良い写真が取れます。
ここのポイント、とにかく魚が多いので
全く暇しません。
ウメイロモドキ(=Blue & Yellow Fusilier)と思われる魚が
大量に群れており、そこにイソマグロがつっこみ、狩をします。
イソマグロの動きが速すぎる上に、魚が多すぎて何がどれを
襲っているのか見分けがつきにくい状況なのですが、
イソマグロが群れに突っ込むたびに魚群が激しく方向転換を
するので、それで「あ、イソマグロが攻撃した」と認識できるのです。
魚群が方向転換すると、まとまりなかった群の流れが
いっきに、ビューンと一体になって動き、
キラキラと背中が光って、それはそれは美しい光景です。
水族館ではなかなか見られないし、
水族館には無い、ダイナミックな地形がバックにあります。
バカみたいに魚の群をじーっと眺めていたら、
突然頭上に影ができたので、
「あら、あんなに晴れてたのに曇ったか?」
と見上げたら、
なんと突然の単独マンタ君の登場です。
あまりに唐突に現れたので、
マンタ君の写真を美しく撮れた人はいませんでした。
マンタ君、一瞬魚の群につっこんで、サーっと遠くに消えてしまいました。
どこを見渡しても魚、魚、魚のこのスポットに
マンタまで一緒に見てしまったのですから
大変な贅沢です。
ガイドも突然の大物に驚いておりました。
船に上がってから、ガイド曰く
「あれはDevil Rayだ」とのこと。
確かに少々こぶりのマンタ君だな、
と思ってはいたのですが
夫が写真を撮ってあったので、確認したところ
やっぱりManta Rayでした。目の下にびろーん、と伸びた
ビロビロがついていました。
贅沢な1時間でした。

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