2009年6月26日金曜日

アシカ君こんにちは








あー、かわいかった。とにかくかわいかった。
正直、どれがアシカでオットセイではたまたアザラシなのか
よくわからなかったけど、かわいかった。
(多分アシカ=Sea Lion)


まるきちとアシカ君の最初の出会いは、少しほろ苦いものであった。
ダイブクルーズ2日目。

司令官(=ガイド)の号令に合わせて早朝から潜行開始。

左耳だけなんで変なんだろー。
レギュレーターの調整も良くないなあ、
泡がぶくぶく出過ぎるやー。
ぶつぶつぶつぶつ、、、
、、、とそこに
(ぬぼーっ)
まるきち「え??」
(しゅるん)
まるきち「あれあれ???」
(きょとーん)
まるきち「ひょっとかして???」
キター!いよいよ登場!!
アシカ君!!

あー、会いたかったよ、君に。まるきち感動!!
まるきち「初めまして、まるきちと申します、
      日本からやってきました」
アシカ君 「あ、そう」
まるきち「、、、」
呆然とするまるきちをよそ目に
華麗なダンスを披露するアシカ君。
まるきちの方になど目もくれずにくるくるくるーん、とみんなに
愛想を振りまいて海の彼方に消えて行きました。

かくしてまるきちとアシカ君の最初の出会いはほろ苦いものと
なったのであった。
海中での2回目の出会いも、ほろ苦いどころではなかった。
完全に苦い経験。

最後の写真がそのときのもの。
アシカ君の群れを発見して突入するまるきち。
まるきち「あのー・・・」
アシカ君「今はダメ」
まるきち「へ?」
アシカ君「だから、今はダメだって」
まるきち「なんで?」
・・・と、そこにボスアシカが登場!
ボスアシカはおでこにたんこぶのようなものがあって
体が断然でかいので、誰にでもすぐにボスであることが分かります。
ボスアシカ「お前、この辺で見ない顔だな。
       ヨコシマなこと考えてなんかないよな?
       (ギロリとまるきちに視線を落とす)」
まるきち「え、いえ、あの、よこしまなことなんて・・・」
ボスアシカ「痛いめに遭う前にさっさとてめぇのテリトリーに帰んな!」
まるきち「・・・(涙)」
というわけでボスアシカに完全に敵視され、威嚇されたのが2回目。
それにもめげず、今度こそ、と意を決してアシカ君に近づいた3回目。
まるきち「はろー、まるきちでーす、(しゅるーん)」
アシカ君「ん?」
まるきち「(くるくるくるーん)」
せいいっぱい水中でエアーを消費しながら踊るまるきち。
アシカ君「おもしろいやつだな、君。まるきちっていうの?」
まるきち「はい、お褒めに預かり恐縮です。(しゅるーん)」
アシカ君「もっとやって、ねぇ、もっともっと」
まるきち「・・・(くるくるくるーん、しゅるーん、じたばた、ぜいぜいぜい・・・汗)」
アシカ君「あははは、いいねー、それいいよー」
これを10分くらい続けたところ、まるきちは疲労。
かんきちもまるきちを真似て踊りながらカメラを握りしめ
ばしばし撮りまくる。アシカ君、動きがすばしこい。
じーっとまるきちやかんきちの方を見ているけど、
ひたすら、忙しげに動く。
あまりに疲れたまるきちは地味ーにサンゴをひっくり返して
クダゴンベでも探そうと思って少しアシカ君たちから距離を置く。
まるきち「このサンゴにはいそうだなぁー、どれどれ・・・」
アシカ君「(しゅるーん)ねぇねぇ、さっきのまたやってよ」
まるきち「!」
アシカ君「ねぇったらー」
まるきち「また来たー、もうまるきち疲れたよー」
アシカ君「けーちー」
まるきち「ん・・・じゃあもうちょっとだけ・・・(しゅるーん、くるくるー)」
アシカ君「それそれ、あー、いい感じー♪」
かくしてまるきちはヘロヘロになりながらアシカ君と友好関係を
結べたことに感謝するのであった。

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