2010年7月31日土曜日

ココ島―カメラ水没

ダイビング2日目、非常に残念なことがありました。
かんきち、自慢の一眼レフセットが水没・・・
カメラのハウジングから水が浸入して
カメラ本体がイカレテしまいまして・・・。

ディンギーで移動中に高波でガツンガツンとカメラに
振動が加わったのがいけなかったのか、
かんきちのメンテミスなのか、
Oリングの劣化なのか。

水没した時の写真。
水滴がレンズについて不思議な雰囲気を醸し出した
写真とあいなりました。

そういうわけで、今回掲載している写真のほとんどは
バックアップとして持って行った
7年くらい前に買ったコンパクトカメラに
フラッシュを一灯付け替えたもの。

かんきち、非常に無念がる。

勿論まるきちも残念だ。

一緒の船のみんなもしきりに残念がってくれた。

外国人は「How are you doing?(調子はどう?)」を
挨拶代わりに使うことが多いけど
カメラが水没してからというもの1-2日は、皆さん
かんきちやまるきちに会うと
「How's your camera doing?」とカメラの心配をしてくれました。

あれこれ処置してみて手だてなしと分かったところで
カメラの電源を入れてみたところ、
カメラからファックス送信中のような「ガーピーガ~~」という
音がしてプツンと切れてしまった。

南無阿弥陀仏。

ココ島―ネムリブカ‐真夜中は別の顔②

さて、ネムリブカの好物ですが、ガイドが言うにはこちら、
Trumpet Fish、和名ヘラヤガラ(長さ40-50cmくらいの細長い子)。

「この魚を見つけたら、ライトで照らしてやるといいよ。
 ネムリブカが食べに近寄ってくるから」

とむごいアドバイス。

まるきちに照らされたコイツは
ネムリブカの興味を一向にひかないで悠々と泳いでました。

今回一緒したダイバーたちは、皆いい機材を持っていました。
ライトも真新しいLEDライトを2本ずつくらい持っていて
20人くらいが一気に潜るもんだから
ダイバーが集中するエリアは異様な明るさ。
あまりの光の強さに三白眼で(もともとか)
逃げ出すネムリブカ。

ところで今回のナイトダイブで一部の人があわーい期待を寄せていたのが
Tiger Shark (イタチザメ)との遭遇。

ウミガメが好物というこのタイガーシャーク
昼間は深いところにいるらしいが、夜になるとぼーっと浮上してきて
数回このManuelitaのナイトダイブを騒がせたらしい。
現れてすぐダイバーたちの横をスーッと泳いで海原に消えたという。
(ダイバー的には見られて感激、と喜んだんだと思う)

体に虎のような縞柄があるこのサメ、でかいやつは体長7-8mと
めっぽうでかい。
体はでかくてもプランクトンばかり食べてるジンベイザメとは訳が違う。
ジンベイ並みの大きさで、ギザギザの歯がギッシリ生えていると思うと
ぎょぎょっとするなり。当然、危険なお方。
夜のダイブで出会ったら間違いなくまるきちはチビルであろう・・・

ガイド曰く、1度だけTiger Sharkがお腹がすいており、
狩りをしているネムリブカがこやつに狩られることがあったらしい。
ネムリブカたちは勿論パニック、
ダイバーはもっとパニック。

そういう事態が起こったら、すぐに集まって浮上すべし、という
指示を与えられましたが、幸か不幸かTiger Sharkは現れませんでした。

まるきちたちがナイトダイブで見た最大のサメは
ガラパゴスシャーク(体長2-3m)と思われます。
昼間と違って夜は迫力あるっす。
昼間なら追いかけたと思うけど、夜は優雅な後ろ姿を
見送りました。

ココ島―ネムリブカ-真夜中は別の顔①




日中のダイビングではあまり目立った動きのないこの子たち、
夕方からは別の顔。

ココ島はナイトダイブのクオリティーが高くてよかった。
もちろん、ナイトダイブなだけに、
潮の流れがあるような場所や深く落ち込んだところでのダイビングは
ありえません。
ここはナイトダイブで有名なサイト、Manuelita。

自分たちが持っているライトだけを頼りに海中を照らし、
活発になった夜行性の魚の行動に喜んだり、
岩陰に隠れて目を開けたまま寝ている魚に近づいたり、
遊び方はいろいろ。

さて、このネムリブカ以外にも夜活発に動き回っている奴がいます。
カスミアジです。
このカスミアジ、体長80cm程と結構大きめで
夜の海、水中でライトを浴びた顔はネムリブカの顔よりも
よっぽど怖い。(人間が危害を加えられるようなことはないけど)
ネムリブカと違って昼間も普通に泳ぎ回っている働き者。

なぜかこいつら、ネムリブカを観察しようとしてじーっとするまるきちの
ほっぺたのあたりから「シュワーっ」と現れて
まるきちをギョッとさせることが多々ある。
昼も夜も、そうそう人から逃げ回らない。
注目を浴びたいタイプらしい。

ココ島―ネムリブカ―目つき悪いってば



ココ島で飽きるほど見たのはコイツ、ネムリブカ、
英語名Whitetip Reef Sharkです。
体長1m~1.5mくらいの小ぶりのサメちゃん。


我が家にある山と渓谷社出版の図鑑「日本の海水魚」の解説では

「このサメは昼間は岩やサンゴに頭を突っ込んで寝ている」

と記載されているが、
ココ島にはたくさんいすぎてなのか岩やサンゴが足りないのか
何十匹もが海底でぼーっと寝ていたりする。
カメラマンかんきちが、ジンベイを追いかけて海のかなたに
消えてしまったときに(本当はバラバラに行動してはいけない)、
まるきちが見たネムリブカの群れ。
一緒にいたフランス人のギヨーム氏が撮影した写真でお楽しみあれ。
わさわさ寝てる上に、チラホラマダラエイも寝てる。
ものすごく迷惑そうな顔で写真を撮るダイバーたちを
ちら見するネムリブカたち。
ごめんな、昼寝の邪魔して。
ここはなぜ集団居眠り場と化しているのか・・・

ココ島―Frog Fish 相変わらず妙ちきりん

一見何のヘンテツも無いサンゴ。
でも何か色合いがおかしい。

Frog Fish。日本名カエルアンコウ魚です。
れっきとした魚。
手のひらくらいの大きめサイズでした。
表情変えず、全く動かず。

地味な印象の魚のくせに、ダイバーにはやたら人気がある。
みんなフラッシュをバッシバッシたいてました。

ココ島―こちらは誰なんでしょう?




































Snapperの仲間ではあるようですが。
正確にはなんという魚か不明。

Liveaboardには1000本以上潜っているダイバーも数人いましたが
決して魚の名前に明るいわけではないらしい。

意外と逃げないのよね、ココの魚たち。
ザーッと目の前を無遠慮に横切ってみたりしてくれる。

ココ島―ここ、魚いっぱいです

 

コスタリカ政府は環境保護、観光にめっぽう力を入れている。
ガラパゴスが危機遺産から晴れて外れたそうだが、
ココ島には数人のレンジャーが常駐していて、
Liveaboardなどが寄港するとレンジャーが乗船してきて
「生物に触れない、島を汚さない」等々の講和&ビデオ上映がある。
さらには、パスポートにハンマーヘッドのスタンプまで押してくれる。
(なぜレンジャーがパスポートに捺印してよいのかは不明。
 パスポートに捺印する権利って誰が持ってるの??)

ようやく、念願のダイビングです。
皆わくわくしつつもカメラの調子を見たり、ウェイトの具合を見たりの
チェックダイブです。

1本目から魚が多い。
写真はヨスジフエダイたち。

ふつうにイッパイいる。
透明度は高いが魚が多いわけではないコスメルに潜った後に
濁ってるけど魚がいっぱいなココ島は対照的。

「圧巻」というほどのことではないけど、
どこを向いてもたっぷりお魚が泳いでいる。
水温は27度程度。
予想していたよりも高くてありがたい。
まるきちはセミドライ5mm、かんきちは5mmのウェット&フードで
寒さを感じなかった。

期待できるよ、ここ。

来ましたココ島

コスタリカPuntarenas港から太平洋を何もない方向へ進み続けること
丸1日と半、32時間後にようやくココ島に着きました。




































今回のliveaboardは親子で参加しているイタリア人とドイツ人が
いましたが、両方とも子供の方(15歳と18歳、どちらの子供も
全くもって子供に見えない。まるきちよりもずっとでかい)
は船酔いで死んでました。

まるきちとかんきちは、コマ目に酔い止めを飲み続け快調。

丸1日のフリータイムを活用してNitroxの講習を受けました。
テキトーな講習でした。

船にはインスト免許を持った人(客)が何人もいたので
分からないことがあれば教えてくれました。

ココ島はNitroxの良さが出ましたよ。
水深25m付近にじーっと留まって
ハンマーヘッドが近寄ってくるのを待つことが多いので。

ココ島の地図。
緑のペンで囲まれた2か所がココ島でLiveaboardが安全に
停泊できる場所で、夜は必ずこのいずれかで停泊するよう
National Parkのルールで義務付けられているそうです。


Liveaboardに並べられたダイビング器材。
初回のダイブ以降はタンクはゴムボート(=ディンギー)に
置きっぱなしでしたが。
タンクはディンギーに乗せたまま空気&酸素をつめてNitroxに
仕上げてくれます。


2010年7月29日木曜日

ダイビングボート Okeanos Aggressor

ココ島に就航しているダイブボートは4隻。
今回まるきちたちが利用したのは
お値段はどのダイブクルーズもお高く、モルディブの
ダイブクルーズが安く思えるほどですが
船自体のグレードが良いわけではありません。
これも船は非常に古かった。1972年製。
まるきちよりもお年寄りの船である。

当該船に限らず、ダイブクルーズで何年も使っている
船は古くカビ臭い。とくに寝泊まりするキャビンは結構キツイ。
「1人、1泊何万円払っているんだ???」なーんて野暮な考えは
めぐらせないことです。
それでもダイブクルーズはやめられない。

船が素敵に見える写真をちょっとだけ抜粋。

船のてっぺん。
ココ島滞在中は3割が雨、5割が曇り、2割が晴
という天気でした。
ダイビングしていない時に晴れていたのはこの時くらいじゃなかろうか。




晴れ間を利用して写真撮影するみんな。
手間に見えるハンモックは、海が荒れるとひどく揺れるため
あまりオチオチ寝ていられないが、
誰もいない海を見ながらここでウトウトするのは贅沢時間そのもの。
以下、船の全貌。小さく見える…
実際、大した大きさではない。全長34m。

ダイビング用のゴムボート(ディンギーと呼ぶ)
に乗り換えて遠ざかった時の写真。
ココ島の人を寄せ付けない絶壁と
レンズについてしまった雨露の雰囲気が気に入っている。

Coco 島に向かう―ホテルからピックアップ

ダイブクルーズのバスにピックアップしてもらう。
これから10日間寝食&ダイビングを共にする人たちと
初めて顔を合わせるのは少しドキドキする。
今回は、フルフル、満員御礼状態らしい。
バスは既にいっぱい。
ざーっと見渡すと、今回もまるきち&かんきちが唯一のアジア人。
「Hi!」と適当に挨拶しつつ乗り込む。
こちらがバス。かわいい。
ダイバーは機材を持ち込むので荷物だけを載せるための
トラックも並走する。
こちらも同デザインでかわいいではないか。
バスの中。よーしゃべるバス運転手兼ガイドだった、
言語はもちろん英語。
息子や従業員を使って自分でこのビジネス
(運転&ツアーガイド、トラックやバスなども所有)
を切り盛りしているということで、やり手。
船に到着する直前にレストランに連れて行かれ、
皆言われるままに「サビーチェ」なるエビや魚のマリネみたいなものを
頼んで食べたけど(それなりに旨かった)、
船に着いてすぐに船のクルーに「まずは食事」と言われて
ダイバー全員「???」。
あの運転手に騙された、と気付いたのでした。

山がちな土地を太平洋に向けて移動中のバス車内。
禿げおやじの頭の形が良いと思ったら
イタリア人だった。

2010年7月28日水曜日

コスタリカ―Pan American Highway


















ItskazuにあるホテルCourtyard Mariotteから歩いてすぐの歩道橋
から撮影したPan American Highway
驚いたことに、この高速、その名の通りPan Americanであることが
Wikipediaに掲載されていた。
何と、北はアラスカから南はアルゼンチンまでカバーする大陸縦断高速。
(これって有名?知らないのはまるきちとかんきちだけ?)

どうでもよいが、この国道の風景@コスタリカは
まるきちとかんきちが住んでいた愛知県の風景に似ていなくもない。
走る車線は反対だけど、妙に153号線の風景に似ている。
電信柱、たくさんの看板、そして草むら。
日本の田舎の国道そのもの。(コスタリカでは首都を通る首都高速みたいな道路だけど)
アメリカの高速はちょっとイメージが違うからな。
望郷の念に駆られつつシャッターを切る。

2010年7月27日火曜日

ぶんぶんハチドリ―ハミングバード


















先に投稿したSan Luisのキャノピー場のトイレの前には
写真のようなハミングバード用のFeederがいくつかあって、
メキシコ人観光客がパシャパシャと写真を撮りまくっていた。
蜂もご相伴に預かっていた。

ハミングバードと言えば、まるきちが小学生のみぎりに
カリフォルニアの家の庭先によく飛んできていたけど
時折、窓ガラスに「ゴツン」とぶち当たって死んでいた。
哀れな鳥だ。

まるきちの記憶では、カリフォルニアの奴らは
もうちょっと茶色で地味だったような。
ここのハミングバードは大変美しい色合い。

しかし、毎秒60回と言われる羽ばたきは、かわいい顔に似合わず
蜂やハエと同じ羽音を生み出し、少々気色悪くもある。

キャノピーツアー@San Luis

Liveaboardに乗るまでのゆとり時間を使ってキャノピーツアーに参加。
30代のいい大人が「ひゃっほーい♪」とはしゃぎまくり。

高低差を利用して、渡されたケーブルに滑車をひっかけて滑り降りるのです。
(命綱的なものが3本あるので、雨林を渡しているケーブルが駄目にならない限り
 たぶん死なない。ケーブルは3年に1度は変えている、とのこと。本当か?)

これだけでも楽しいけれど、
滑り降りるときに素晴らしい景観がみられるのでまたまた楽しい。
ぶぉんぶぉんぶぉんと音を立てながらざーっと滑る。

後ろ向きにも滑る。
はしゃぐ。

San LuisのHPに動画がありました。 (こちら)
浮かれた音楽が楽しげな雰囲気を盛り上げます。

1グループ(今回はまるきちとかんきちの2人で1グループ)につき、
2人の補助が付きます。(ケーブルの始点と終点に1人ずつ)。
加えてカメラガールが1人。
3人とも20代の若い子ばかり。
日本人客が珍しいとあって、あれこれ尋ねられました。
「らんま 1/2」や「Death Note」など、
日本の漫画の話で盛り上がりました。
漫画話は若い子ならば世界中どこでも通じて本当に驚きます。
(ガラパゴスではお土産屋の子供がドラえもんをTVで見ていた)

非常に私的な投稿、Golaをモールで見つけた























ブログは私的な思いを無責任に書き連ねる場であり
そこで「私的投稿」と敢えて銘打つ必要はないのかもしれないけど、
これは、とある友人が探していたイギリスの靴メーカーGolaのもの。
アメリカのモールでこのブランドを見かけることはあまりないけど、
コスタリカはやはり欧州の影響も大きいのか、
ウィンドウにでーんと飾ってあった。しゃれてる。

友人が求めていた蛍光黄色の靴はなかったものの、
店員に遠慮してこそっと写真を撮ってみた。

この時、サッカーWorld Cup決勝戦につき
店員はPCの画面で戦況を追うことに忙しく、
まるきちの存在などnot 眼中。

コスタリカ‐高級デパート&自然

ホテルから高速道路を挟んだ向かい側に高級モールがあるというので
小雨の中、とことこ出かけてみた。
高速は結構きちんとした2車線道路で、
その名もPan American Highway。
この国には、歩道という概念はあまり定着していない様子。
そんな立派な名前を冠する高速道路@時速100キロで走る車の中
でさえも歩いて横断する輩が少なからずいるのです。






























ひどく綺麗なモール。結構大きい。
3F建。
LevisやCalvan Klein といったアメリカブランドから
ミシガン州には存在しない高級ブランドCartierまで入ってる!
結構驚きました。

この高級デパートの真ん前。
川が流れていて、高知県四万十川顔負けの清流っぽい感じ。
写真では迫力が全く伝わらないけど、
この谷の高低差、20mを超えると思います。
身投げしたら間違いなく即死、と思える高さ。
写真にある高架(車がすれ違える広さ在り)を歩いて渡るだけで
高さと滝の轟音に、まるきちはビビってしまいました。

ガラパゴスに行くときに経由した
エクアドルのキト(標高2800m強)ほどではないものの、
コスタリカ‐サンホゼは標高1000m以上の高地都市。
しかも、船が出る港まで2時間ほど車で向かいましたが
ものすごい起伏に富んだ国です。
上って下って、上って下っての繰り返し。

上記のとおり、このデパートの前は谷。
デパートの裏には小高い丘というよりは山脈と言いたくなるような感じで
急こう配の道路が続き、高級住宅街になっています。
(でも区画整理が緩いので、高級じゃない家もチラホラ混じっていて
町の景観を無秩序に、面白くしていると思います)

国土も起伏があれば、国民の経済力にも起伏有り。
所得格差小の日本
→所得格差大、だけどすみ分けが進んでいるアメリカ
→所得格差大、カオスなコスタリカ
と移ってくると結構面白い。

2010年7月25日日曜日

コスタリカ―ホテルの立地 Courtyard Mariotte



































泊まったのは Courtyard Mariotte。
コスタリカの窓の玄関、Juan Santamaria空港から首都サンホセに
向かう途中に位置するエリアItskatzuにあります。
※「イツカズー」と読むらしい。
   「Itskatzuに居つかず~」。おやじ。

上の写真がそのホテルと隣にあるちょっとしたショッピング街。
全くアメリカと変わらない建物、テナント、そして駐車された車・・・
日本食もあるよ!
試しに1回行ってみましたが、「うーん、興味深い」というのが
まるきちとかんきちの感想。
店員は皆コスタリカン。
天ぷらを注文したらフリッターが出てきた。ははは。

このエリアは欧米並みのホテルやお店が建ち並びます。
ここら辺だけ、です。

ちなみに、ホテルに到着した日はちょうどサッカーの
World Cup決勝戦の日。
すぐ隣にあるアメリカ系のハンバーガー屋Hootersに大量の
コスタリカ人が席を陣取り、大画面を見ながら大騒ぎしていました。
この日ばかりは、ウェイトレスよりもテレビ画面が俄然注目を集めていました。
(※Hootersはウェイトレスが売りのチェーン店)

スペインが優勝した時に大歓声が上がっていました。
「同じラテン人だからね」というのが
コスタリカ人がスペイン人を応援する心理を尋ねたところの
ツアーガイドの回答。

街中がスペインの勝利を喜んでいました。
本当に、大騒ぎ。

不思議な心理だな、同じラテン人だから、か。

2010年7月5日月曜日

お気に入り旅行グッズ―コスメポーチ















ダイビングクルーズは最低限の広さのバスルーム
(正確にいえばバスはない、トイレとシャワーだけ)
となっており、化粧水やら歯ブラシやらを置いておく場所が
非常に限られています。

そこで探し求めていたハンギングできるコスメポーチ。
殺風景なところで写真撮影したため、素敵度合が伝わらないのですが…
半年ほど前にNYの老舗デパートHenry Bendel(のミシガン支店…) にて
70ドルで購入。
同様の形のものは、巷にそれなりに売ってはいたけれども
吊るして使うことを考えると、
しっかりとしたビニール素材で、
ジッパーの滑りが良いこと
それなりの容量しまえること、
さらにデザインが良いもの、
という条件で探してこれに出会いました。
ジッパー部分にもHneryBendelのまぁるいマークが入っています。

「これに、色とりどりのメイクや香りのよいローションやらを
 詰め込んで旅に出るの。」

・・・残念ながらダイビング旅行においては
夢見る30代の心は、そういう(乙女ちっく?)方面で
満たされることはありません。

2番目の写真でお分かりかもしれませんが、
水着を頻繁に洗うため洗濯用品が欠かせません。
洗濯ばさみに、洗剤に、干し紐に・・・と漂う生活感。
そして、化粧道具は一切不要です。
最低限のスキンコンディショナーや日焼け止めは持っていきますが、
装飾(ごまかし?)を目的とする化粧品は全く無意味です。
1日3回も海に入ったり出たりですから。
ダイビングしていない時も、みんな洗いざらした髪で
顔にはダイビングマスクの痕をつけて、歩きまわっています。
そういうわけで、ダイビングクルーズ中はノーメークです。

いずれにせよ、このコスメポーチ、ダイビング旅行であれ
陸旅行であれ、購入以来、
どの旅行でもまるきちは得意げに
バスルームに吊るして使っています。

Cocos Island Dive Cruise - Preparation2



ダイビングをしない人からよく
「ダイビングの道具は旅行先に持っていくのですか?」
と聞かれます。
「はい、持っていきます。結構な荷物になって大変です」
と言うと、3人に1人くらいの割合で
「あのボンベは重いでしょうね」と言われます。
「・・・」

あのボンベ(10キロくらいある、ダイバーは「タンク」と呼ぶ)
および潜行するのに必要な重り(3キロ程度)は現地で借ります。

ダイビング器材をもって旅行に行くための
専用カバンが各社から売り出されています。
上の写真はまるきちのもの。決して可愛いものではない。
ダイバーではなかったころに
夫が持っていたこの類のカバンを見て「ケッ」と思っていたのに
今や最も使うスーツ(?)ケースと化しています。

大きさのイメージが伝わるように、
身長160cmのまるきちのウェットスーツを並べてみました。

カバンは機能的です。
2層構造になっていて、下層はダイビング器材用。
頑丈なプラスチックで海外の粗い荷物ハンドリングからも
器材を守ってくれます。
上層は着替えやバス用品などをしまう、通常の旅行用品入れ。

上の写真では、まだ通常の旅行用品をパッキングしていないので
ぺしゃんこですが、旅行に行く時は膨らんだふぐのような形になります。
ダイビング器材だけをしまった今の写真の状況で
重さ17キロほどございました。


Cocos Island Dive Cruise - Preparation1















ニャン吉がアピールしておりますこちらの書類たちは
7月中旬からまるきち・かんきちが乗船する
Okeanos Aggressor Cocos Island 行きのチケット&荷物タグ&事前説明書。

ダイバー憧れの地(だとまるきちは思っている)コスタリカのココ島に
行って参ります!

ココ島は世界遺産に登録されています。
NHK世界遺産のHPご参照。

NHKによるとココ島は「スティーブンソンの小説『宝島』の舞台として知られ、
実際海賊が飲み水を求めて上陸したところ」なのだとか。

しかし・・・
ダイバーにはココ島は
「ハンマーヘッド」(トンカチ鮫、正式名称はシュモクザメ)や、
その他大物に出会えるレアな海ということで知られていること間違いなし!

そんな魅力的な海であるならば、なぜもっと早く行かないのか?

なんつってもココ島は遠いのです。
どれくらい遠いのか…
距離的にも遠いが、北米、しかもミシガンから飛ぶ分、
ほぼ真南に移動するだけでOK。
それでも遠い。
なぜなら、ココ島はコスタリカ沿岸から船で32-34時間かかるから!
もちろん、ダイブクルーズに参加しなければ行けません。
去年行ったガラパゴスは遠かったけど、飛行機で結構な距離を移動できた。
絶好のダイビングスポット「ウルフ島」までは船でしか移動できないし
確かに1晩かかったけど、多分12時間くらいだったと思う。
食事2回くらいと一晩過ごせば着いた。
今回は…ふーっ。遠いなぁ。

しかもこのクルーズに参加した人のブログなんかを読んでいると
「海は荒れて気持ち悪かった」という投稿が多い。

そういうわけでビビったまるきちとかんきちは必要以上にたくさんの
motion sicknessの薬(酔い止め)を買いこみました。