2008年10月17日金曜日

魚の群れの中



ヨスジフエダイ様、失礼いたします。
群れの進行を遮断してポーズをとるまるきち。
ヨスジフエダイ様の迷惑そうな目を尻目にご機嫌。

この写真、まるきちはおとなしく、中性浮力を保つ程度
と控えめですが、それは周囲に他のダイバーがいるからです。
周囲のダイバーの冷たい視線をよそに
群れをぶっ壊して写真を撮るのに夢中になっている輩もいますが、
まるきちは最低限のマナーは持ち合わせています。

まるきちが群れに突っ込むのは、ガイド無しで潜る
ハウスリーフの群れだけだから!

昨年のモルディブではリゾート(Vadoo)にも泊まったのですが
ハウスリーフが充実していて、何本もバディーダイブしました。
また、シパダンのリゾートのハウスリーフでも相当潜りました。

その両者に共通する最高のバディーダイブ特典は・・・
周囲に気にせずにアジの群れに突っ込める!
本気のフィンキックを披露、アジも珍しく
アグレッシブなダイバーに意表をつかれたのか
一瞬逃げ忘れたようにぼーっとしているのですが、
その後は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。
四方八方に散って行きます。

ストレス解消法としては最高ランクの解消法だと思っていますが、
アジ君たちには申し訳ないと思っています。
あんまりストレス溜めてからダイビングに行かないようにしないと。





2008年10月15日水曜日

ゴンベたち





クダゴンベにホシゴンベ。
両方ともかわいいことこの上無しです。

クダゴンベは探すのに結構苦労します。
写真を撮るのにはさらに苦労します。

まずもって、クダゴンベは分かりにくい場所にいるのです。
ゴーゴニアやSea Fanと呼ばれる扇子のような珊瑚に
隠れるように住んでいます。
体調は5CMくらいのものが多いように思います。
また、クダゴンベちゃんたちはものすごく素早い動きで
逃げ回ります。
一度クダゴンベちゃんを見つけると、次々に
にたような珊瑚の周囲をうろうろし、
クダゴンベちゃん探しに精を出します。
おかげで50分くらいのダイビングタイムがあっという間に
過ぎてしまいます。

一方、ホシゴンベは平な珊瑚の上で
ひなたぼっこをしているような感じでぼーっとしています。
ホシゴンベも近づいて写真を撮ろうとすると、
素早く逃げたりするのですが、
1Mくらい離れ、こちらが派手な動きをしない限りは
ただただじーっと1点を見つめ、空想にふけっているのです。
大海原の珊瑚でぽつねんとただ1匹、何を考えていらっしゃるのやら。

まるきちのお気に入りはホシゴンベちゃんです。
もちろん、クダゴンベちゃんもかわいいですし、
見つけたときの喜びも大きいのですが、
何といってもクダゴンベは大スターであるのに対して
ホシゴンベはあまり人気のある魚ではないのです。

注目を浴びない魚の中で、かわいい顔のものを見つけると
思わず1人で愛情を注ぎたくなる独占欲の強いまるきちなのでした。


2008年10月14日火曜日

海のかわいこちゃん情報





かわいこちゃんの名をほしいままにしている
おふたりをご紹介します。

常に迷惑な顔をしながら逃げて行くかわいこちゃんを
追うのがお好きなあなたは、
ハコフグ box fish ちゃんがおすすめです。
とにかく逃げて行きます。
小さな胸びれ(と思われる)をパタパタさせながら
口をとんがらせて遠ざかって行きます。
その嫌そうな後ろ姿がたまらないのです。
ハコフグちゃんは、その名の通り、普通のフグとは
大分違いまして、箱と呼ばれる骨格は結構固いのです。
一方、普通のフグちゃん(英語ではpufferとハコフグとは
異なる部類であることが分かるネーミング)のお腹は
「ぽにょん」という表現以外見当たりません。
浅瀬の岩陰にお住まいです。体調15センチくらいの
個体が多いように思います。外人にも大人気です。

※外国人ダイバーとは魚の趣味が一致しないことが多いのですが
 ハコフグちゃんだけは、「あれは可愛い」と女性ダイバーの
 人気は二重丸なのです。

続いて、カエルウオこと、Blennyちゃん。細かくは
なんちゃらカエルウオという命名があるのでしょうが、
この際、カエルウオとご紹介させていただきます。

ハコフグちゃんとは打って変わって、
常に笑顔の子がいいよね〜、
やっぱり愛想がいいのが一番、
という方に超おすすめです。
何せ、いつも笑っている(ように見える)。

体調3センチほどのブレニーちゃん、
とにかく探すのが大変です。
大物が通りかかる海では誰もみていないような
岩の小さなくぼみに、
じーっと目を凝らすと、こっちを見て微笑んでいる
ブレニーちゃんがいるのです。

ほかにも海には非常に可愛い顔をした生き物が
たくさんいます。
よくよく見ると愛嬌のある顔の奴らが多いのです。
しかも、ダイバーシティーに富んでいます。

またかわいこちゃん情報、ご提供いたします。

ツバメウオの大群が見たい



ツバメウオ。
このひらぺったい子は、常に驚いた表情。

ツバメウオとの初対面はCカードを取得したての
沖縄はケラマ諸島。

「はーい、ここがアカククリの館、というポイントです」

と言われてすっかりアカククリとはこういう顔の奴らなのね
と思っていたら、実はアカククリをすっかり席巻し、
我が物顔でアカククリの館に住み着いてしまったのは
ツバメウオ君たちなのでした。

アカククリはそっくりだけど、少しだけ小ぶりだそうです。
そして、醤油顔。ツバメウオはバタ臭いのだとか。

バタ臭くても何でも良いから、こいつらが
ワーっと壁を作るほど群がっている姿が見たい!!

最も沢山のツバメウオを見たのはシパダンでしょうか。
有名なバラクーダポイントで潜った時に水深5Mくらいのところで
20匹くらいがぼーっとしている姿を拝見しました。

でも、壁というほどすごくない。

壁が見たい、壁が。

魚の群れに囲まれて、視界全てが魚、という状態、
超興奮しますよね。魚の仲間に認められたような幻想感。
これはやっぱり水族館では味わえないダイビングの醍醐味ですね〜。

マーレの魚市場



以前マーレの投稿をしましたが、今日はマーレの中でも
魚市場のご紹介です。

空港からマーレに船で移動したときに通常たどり着く
波止場近くにマーレの胃袋、市場があります。

マーレの市場だけあって、魚の市場スペースは
野菜や果物とは比べ物になりません。

魚の干物も良く食されるとのことで
特に(イソ)マグロの干物は大量に売っていました。

せっかくガイドさんに教えてもらったマグロの
値段ですが忘れてしまいました。
度肝を抜かれるほど安い値段では取引されていなかった
とぼんやり覚えております。

とにかく一番皆さんにご紹介したいのは、魚の捌き屋さん。
動画でご紹介しております。

驚異的なスピードで捌いてます。
動画の方は、10人くらい並んだ男性の中で
最もスピーディーに捌いていた人です。

ガイドさん曰く、この職業は大変収入が良いのだそうです。
出来高払いで、ホテル/リゾートなどの大口顧客を得られれば
がっぽがっぽ稼げるそうです。

エプロンのお腹にポケットがあって、そこに納品書
みたいなものがたくさん溜め込んであるみたいです。
それを持って、後にホテルに支払い請求をするのでしょうね。

とにかく動画をご覧ください。
この人がマーレ市場では光ってました!



焼かれる阪神タイガーズ


ご存知、阪神タイガーズこと、シマコショウダイ(Oriental Sweetlips)。
派手な柄(まさしく阪神タイガーズ)に、
かわいいタラコくちびる。
英語ではオリエンタルなスウィートリップス。
直訳すれば「東洋のあま~い唇」。
シマコショウダイ君たちは水中の岩陰にたむろして
割としずかーに、外の様子を見ています。
(水中でしゃべる生物はいないので、静かなのは当たり前なのですが・・・)
大きな目をキョロっとさせながら、
割と近くににじり寄っても、乱暴な動き方さえしなければ
じーっとこっちを見ながらも、逃げていきません。
そんな気のいい彼らだから・・・
よく釣られてしまうのですっ!
モルディブのクルーズ船に欠かせない、
孤島に上陸しての素敵なBBQディナー。
メインディッシュは当然、海の幸のグリルです。
「おーい、焼きあがったよ~!」との船員の声で
集まるダイバーたち。
取り分けてもらって、早速ほうばると
「うん、美味しい美味しい。あっさりしてて、でもTunaのような
うまみがあるよね」と味にご満悦。
「それで、これ何のサカナ?Tuna?」
「Oriental Sweetlipsだよ」
「うぎゃ~!かわいそうに。私あのサカナ可愛いから好きなのに~っ」
(でも、口いっぱいにほうばってモゴモゴしている)
「本当だ~、黒こげになった尾のあたりに水玉模様が見える~」
ダイビングを始めてすぐのころは水中で見るサカナの名前と
料理になって出てくるサカナとが像として一致せず
何でも無邪気に口の中に入れておりましたが、
海の中で「ナポレオンやハリセンボンと目があった~ (^0^) /」
なんて喜ぶダイバーとなった今、
少なくとも「ナポレオンの刺身」「アバサー(ハリセンボン)汁」
の2品はいただくわけには参りません!

2008年10月13日月曜日

珊瑚礁と青い海



モルディブは珊瑚礁も素晴らしい。
透明な海水に浮かび上がる珊瑚。

セーフティーストップの3分間も存分に楽しめます。

ゴールデンウィークに行ったマナドの海の珊瑚礁は
「手付かず」感からいくと、モルディブの上をいくのではないかと
思うのですが、何せマナドは魚影が薄かったので
せっかく美しい珊瑚を見ても
「・・・で?魚はどこよ、サカナはっ!」と切れ気味に
泳ぎまくった記憶しかございません。

ヨーロッパ人は紅海が好きみたいですね。
私は行ったことが無いので聞きかじっただけですが、
はっきりとした青色の海水に、ピンク色のゴーゴニヤやら
Sea Fan(海団扇)、それに赤い小さな魚(ヒメダイ系?)が
よく映えるのだそうです。

尚、紅海の青色の海水、というのを
「Red Sea Bule」なる妙な英語で表現していました。

「赤色の海の青」 

ん?で結局何色?って感じですね。

2008年9月28日日曜日

贅沢ダイビングスポット


Kuda Rah Thila、South Ari Atollに位置します。
朝1番、7時ちょうどに入水しました。
1時間かけてこのポイントで潜りました。
ここの特徴、
 ・地形が面白い
 ・魚影が濃い
 ・大物が突然登場
Overhangと呼ばれる、せり出した岩がたくさんあります。
(上の写真でも見られます)
その岩陰にたくさんの魚(特にヨスジフエダイ=Blue Striped Snappers)
が群れています。
写真を撮ると、魚+岩によって面白みが出る上に、
光の具合によっては、水の色に陰影が出て良い写真が取れます。
ここのポイント、とにかく魚が多いので
全く暇しません。
ウメイロモドキ(=Blue & Yellow Fusilier)と思われる魚が
大量に群れており、そこにイソマグロがつっこみ、狩をします。
イソマグロの動きが速すぎる上に、魚が多すぎて何がどれを
襲っているのか見分けがつきにくい状況なのですが、
イソマグロが群れに突っ込むたびに魚群が激しく方向転換を
するので、それで「あ、イソマグロが攻撃した」と認識できるのです。
魚群が方向転換すると、まとまりなかった群の流れが
いっきに、ビューンと一体になって動き、
キラキラと背中が光って、それはそれは美しい光景です。
水族館ではなかなか見られないし、
水族館には無い、ダイナミックな地形がバックにあります。
バカみたいに魚の群をじーっと眺めていたら、
突然頭上に影ができたので、
「あら、あんなに晴れてたのに曇ったか?」
と見上げたら、
なんと突然の単独マンタ君の登場です。
あまりに唐突に現れたので、
マンタ君の写真を美しく撮れた人はいませんでした。
マンタ君、一瞬魚の群につっこんで、サーっと遠くに消えてしまいました。
どこを見渡しても魚、魚、魚のこのスポットに
マンタまで一緒に見てしまったのですから
大変な贅沢です。
ガイドも突然の大物に驚いておりました。
船に上がってから、ガイド曰く
「あれはDevil Rayだ」とのこと。
確かに少々こぶりのマンタ君だな、
と思ってはいたのですが
夫が写真を撮ってあったので、確認したところ
やっぱりManta Rayでした。目の下にびろーん、と伸びた
ビロビロがついていました。
贅沢な1時間でした。

2008年9月24日水曜日

シブイのがお好き




夫かんきちが今回の旅行で
カタカタとPCに向かって黙々とやっていたのは
デジタル写真の加工。

モノクロ写真にしてみたり、ホワイトバランスが上手くいかなかった
写真を補正したり。

上の写真は本当はカラーのデジタル写真なのですが、
イソマグロのシブイ顔つきがモノクロの主人公に相応しいということで、
モノクロで掲載。

下はまるきちとぶつかりそうになって
驚いて逃げていくアオウミガメ(若い個体)です。
猪突猛進な亀。なぜ前を見て泳がない、亀ちゃんよ?

祝300本!




夫かんきちの300本ダイブ記念にまるきちが撮影したもの。
かんきち、祝300本!

手をご覧いただきますと、
ピースサインではなく、3本指をアピールしております。

まるきちはまだ150本あたり。

1年に30本ずつ潜って、10年続けたら300本か・・・

やっぱり1000本以上潜っている人って
相当な頻度でダイビングに出かけてますね。

ダイビング本数を増やすと共に、魚の名前をもっと覚えたいです。

マーレ、人口10万人の小島




マーレ空港からドーニ(ローカル船)で15分ほど。マーレ市の中心部に到着です。

写真は、空港サイドからマーレ市街地に近づいている舟から撮ったもの。ちらっと金色に光っているのがモスクです。

はい、モルディブはイスラム教徒が多い国。お近くスリランカ出身の仏教徒や、インド系のヒンズー教徒もいるようですが。9月はちょうど「ラマダーン」でございます。マーレは朝~夕方6時(だったかな?)までレストランが閉店。ツーリストであっても、ホテルのレストランなど、決まった場所でしか食べ物・飲み物を口にすることはできません。タバコも禁止です。

Liveaboardの費用の中に、私たちが知らなかったツアーが組み込まれていました。ガイドさんをつけてくれて、マーレを案内してくれるというもの。私たち夫婦に対して1人のガイドがついてくれました。大変丁寧に各施設の説明をしてくれました。(食べ物も口にしていないと言うのに)やっぱり、ガイドさんがつくと違いますね。
「これは何ですか・?」
「これはお墓です。こっちのとんがった方が男性のお墓で、
 こっちの丸い方が女性のお墓。
 お墓の大きさは、死んだ人の背丈をあらわしています。
 昔のお墓は珊瑚でできていたんですよ」
と非常に情報量が多い。

いつも個人型の手配旅行でうろうろしているが、やはり街中についてはガイドさんがいるといないではInputが大分違いますね。まぁ、やっぱり最後にお土産屋さんには、連れて行かれるのですが。

教会、モルディブ陸軍省、手抜き工事でちょうどその日に倒壊したビル、
倒壊ビルに群がる野次馬たち、フィッシュマーケットと、1時間弱で盛りだくさんでした。

同じLiveaboardに乗っていたオランダ人カップルは、私たちがマーレに行った
翌朝マーレツアーに、独自(ガイド無し)に行ったのですが、
「何も面白いものが見つからなかった」と言って、あっさり帰ってきました。
ラマダーンの月にマーレを見学するのならば夕方以降がベター。
日中はエネルギーを温存しようとして、活発な活動が見られないようです。

2008年9月23日火曜日

Liveaboardはどんな場所?



今回はLiveaboard、ホテルについての記載です。

上の写真、右が昨年利用したEagleray
左が今回利用した Stingray。
今回利用したStingrayの方が少々大きめのつくりとなっています。


夫が直接liveaboardを運用する会社(なのか代理店なのかは不明) にホームページから申し込みました。http://www.maldivesliveaboard.com/main.php?page=homepage


写真2枚目は、Liveaboardの中の様子を撮影したものです。 ここがダイニングであり、ブリーフィングを行う場所。Liveaboardの中で最も長い時間を過ごすのが、ここダイニングと、屋外=サンデッキ
(上の写真のチェアが置かれている階)です。

屋外サンデッキは、夜はビアホール、昼は日焼けサロンと読書コーナー、または喫煙室といった感じでしょうか。 なんといっても7日間もの間、全長30mくらいの船の上で過ごすのだから、今回の船のように屋上含めて4階立てが良いと思います。(少しでも活動範囲が広くなるように!)
どうでも良い話ですが、やはり白人は日光がお好き。肌が弱いため、めちゃくちゃこってり日焼け止めクリームを塗るくせに、サングラスかけて日光浴に勤しみます。日陰を陣取るのは日本人くらいでしょうか・・・

 ・4F・・・屋上
 ・3F・・・スペースの約1/3がサンデッキ、
      残りがクルーの部屋と操縦席
 ・2F・・・約2/3がダイニング、1/3がバーとキッチン
 ・1F(半地下っぽい感じ)・・・客室(2人部屋が9部屋)

Liveaboardを予約する前に、スペースや施設の新しさを入念にチェックした方がいいですよ。(我が家ではチェックするのは、かんきちの役目であってまるきちは、ただ着いていくだけ、という美味しいとこ取り)特に、客室は最も低い階にあるのが普通(だと思う)のようですが、古い船だとかび臭くてダイビングの疲れが取れないままに次の朝を迎えることになりかねません。やっぱり新しい船がベターだと思いますし、幸いStingrayは、ちょうど客室の水周りを新しくしたようで、大変気持ちよい船でした。お勧めです。

<Stingray Liveaboard代金=に含まれるもの>

 ・17本のダイビング料金
 ・6泊分の部屋代
 ・1日3食+スナックの食費
 ・水、ティーバッグ、コーヒー等

同じエリアを航行する&同じ日程ならばやっぱり、高い船の方が設備は良いみたいです。モルディブは競争が激しいので、割とリーズナブルです。前回行ったレンベ・マナドのLiveaboardは、他の選択肢が少なく、高い割りには設備がPoorなボートでした。良いLiveaboardがあれば是非教えていただきたいものです。やっぱり頼りになるのは、実際にLiveaboardに乗った人の感想です。HPの宣伝用の写真では実のところはよく分からない!

マンタ君、サービスばっちりです



ご存知、マンタ君です。
昨年も同じ、Lankan Manta Pointで2匹ほど見ました。
今年は4匹登場です。(写真に写っているのは3匹ですが)

マンタ君、飽きた様子も見せず約30分くらいにわたって
クリーニングステーションの周囲をホバリング。
お客様へのサービス精神に溢れる彼ら、
ゆったりとしたホバリングの中に、
時折見せる躍動感のある速い動き。

いや~、今年もしっかりマンタ君を見ることができて
良かったぁ~。
このポイントの難点は、(確か石垣のManta Scramble
もそうだったような・・・)マンタ君が現れてくれないと、
ひたすらクリーニングステーションで「じーっ」として
いなくちゃならない、つまらないポイントになってしまうこと。

その点からすると、パラオのGerman Channelは
マンタ君が現れなかったとしても、それなりに楽しめた記憶があります。
常に何かの群れが横切る。
(必ずマンタ君が登場するので、
実際にマンタ君無しのGerman Channelは記憶にない)

Liveaboardの仲間はヨーロッパ系がほとんどを占める構成。
紅海でもマンタ君を見ることができると聞いていたものの、
「ねぇ、昨年来たときマンタはどれくらい見た?」と
客の中で唯一のリピーターであるモルディブ上級者(?)の
我々夫婦は質問を受けました。

「うーん、2日に1回くらいかなぁ」(まるきち)

「えー、ぜいたく~!(You're spoiled!)」という反応。

実際は3日に1回くらい見たようですが、
それ以上に「日本にもマンタはいる」、
いやもっと低レベルな話で、
「日本でもダイビングがしやすい亜熱帯気候の場所がある」
ことを初めて認識したヨーロッパ人多数でした。
(残念!)

まるきちは沖縄ダイビング(慶良間でOW取りました)、
石垣ダイビング旅行を1度ずつしかしていませんが、
その中で外国人ダイバーに会ったのは1回だけ。

シンガポールからやってきたチャンさん(だったかな?)のみ。
彼はシンガポールの陸軍(の幹部候補か)所属の若者。
立派なことに日本語が多少しゃべれるのと、
我々夫婦とは英語で会話できる(シンガポール人はもちろん英語ができる)、
その上、ダイブショップのガイドは脱サラ組で
繊維系の商社勤めをしていた折に、中国の工場にしょっちゅう
行っていたそうで、中国語でチャンさんと会話可。
ラッキーにも恵まれて、楽しそうにダイビングしていました。

金髪の集団がダイビングしているのを沖縄では見たことが無いので
もっと広報活動しても良いかもしれませんね。


石垣のマンタ君たちにも、サービス向上活動に取り組んでもらわねば。

2008年9月21日日曜日

ジン様、再開できて光栄です





昨年に引き続き、2度目のモルディブです。昨年は、夏休み+何日か会社を休んで行ったので日程的にはゆとりのあるものでした。リゾートに2泊程度してからLiveaboardに乗り、Liveaboardを降りた後もリゾートに1泊しました。今回のモルディブの旅は、Liveaboardのみです。(それでも会社を6日も休んだ!)

昨年はEagleray とうい名のLiveaboardでしたが、今年はStingrayという名前の兄弟のようなLiveaboard。やっぱりモルディブはすごい。魚影が濃く、ダイブサイトもたっぷりあります。Liveaboard間の競争も激しいので、サービスも良いと思います。

http://www.liveaboardsmaldives.com/maldives-stingray.htm

お写真は、ご存知ジンベイ(Whaleshark)。体調7mほど。Liveaboardで移動する間に船員(Crew)が海を見張っていて、ジンベイ君が現れたら(※)「Jump!!」と言われて、みんな慌ててマスクにスノーケルにフィンをはいて、海に飛び込むのです。我々夫婦は、泳ぐのが割りと早い部類なので、人より早くジンベイ君にたどり着き、カメラマン夫は、息を止めてもぐって、良い写真を撮ってくれました。

※凡人にはジンベイ君の姿を船上から見つけることはできません。岩陰が全部ジンベイやらマンタに見えてしまう。

この同じジンベイ君をめぐっては、もう1船のLiveaboardの乗員たち(=日本人の集団でした)も飛び込んでいましたので、総勢20名くらいのスノーケラーが、わらわらと群がっていたことになります。ジンベイ君は3分間程度、我々と一緒に泳いでくれましたが、途中でうっとおしくなったのか、さーっと深く潜ってしまいました。

昨年もジンベイ君を同じ方法(スノーケル)で見たのですが、夫の写真の腕前が上がっている・・・年間何千枚もダイビング写真を撮っていれば、上達は当たり前か・・・レンズコンバーター(Fisheye)も買い足したし。

旅の技術編



旅の技術編と称して、適当に
Liveaboardやらホテルやらの快適さ等について
書いてみました。
Murexの船は狭く、古い割には
お値段15万円程度(7泊食事・ダイビング付)と
決して安くもなく、快適な船とは言いがたいものです。
しかし、老舗ダイビングショップであり、
ガイドは皆しっかりしてました。
写真は船の全容、および船の部屋で仮眠をとるまるきち。
船の宿泊部屋は、ギリギリ1人が寝られる
2段ベッド、および非常にミニマムなバスルーム
で構成されています。水しか出ないシャワーは
水量も限られており、キレイ好きなかんきち
(まるきちは平気)にはシャワーが十分に浴びれず
ストレスフルだったかもしれません。
チップは、2人で1.5万円分くらいを支払っておきました。
(いまだにチップの標準額はよく分かりません。
 1人100ドルくらい払う、という人もいれば
 いや、50ドルで十分だ、という人もいます。
 日本人にはなじみの薄いチップですが、
 外国人だって相場を相談したりしますので
 同じLiveaboardに居合わせた人に
 「いくらにする?」と聞いてみたらいかがでしょうか?)

マナドの町は思っていた以上に都会で、
ショッピングモールもいくつかありましたし、
人が多く、活気がありました。
人口40万人くらいだそうです。
アジア経済の好調さを反映して、
インドネシアはマナドでも、
ピカピカの新車がたくさん走り回っていました。
(ほとんど日本車)


Murexのリゾート(船ではなく、地上です)での風景。
かんきちが、このリゾートで飼われている
ちょっとおバカさんな犬「Scooby doo」に
しつけをしようとしているところ。
後ろに写っているのがバンガローです。
地上のMurexリゾートは、ファンシーなリゾートでは
無いですが、部屋もバスルームも広く、
エアコン付きで快適でした。
ご飯もまぁまぁ美味しかったです。
その他、気をつけることがあるとすれば・・・
Manadoの空港での入国・出国でしょうか。
インドネシア入国
インドネシアの入国にはVisaが要ります。
もちろんお金がかかります。
7日以内であれば、US10$、25日以下ならばUS25$。
私たちは8泊したので、25日以下の分類。
①金を支払い、シールを貼ってもらう。
②スタンプを押してもらう
③入国審査
の順番なのですが、どの列がどの列に繋がっているのか
分からず、私たちを含め、大量の外国人が
長い列に並びなおしを命ぜられたりしました。
(もちろん白人は大憤慨)
マナドからの出国
空港使用税が必要です。
7500ルピア、もしくは米ドルでも払えます。
米ドルでいくらだったのか記憶に無いのですが、
うちの夫は即座に
「荷物チェック受けちゃったけど、
 もう一回空港の外に出て両替するぞー!」と。
要するに、米ドルで払うと大分ぼられるようです。
(そのときの為替レートによりますが)
私の夫かんきちは非常にマメな生き物なのです。
あるリゾートに泊まると決めれば、
あらゆる方面からコストを下げられないか、努力しているようです。
だからこそ、私たち夫婦の旅は、
パック旅行ではなく、
常に夫かんきちの入念な調査の結果
組み立てられたオリジナル旅行なのです。
(もちろん、パックの方が安いこともあるので
 昨年のパラオはパックでした。)
いずれ、夫かんきちに
旅の技術_計画編と題してブログに投稿してもらおうと思います。
 





海底火山







North Sulawesiの海底火山は、我々夫婦の悲願でした。
海底火山はManadoから遠い上に
私たちが利用したMurexの独自ポイントのようで、
Murexを選択したのはそういう理由からです。
また、昨年モルディブで一緒になった南ア人
ダイバーにその名前を聞いていたので。
海底火山を見にきたのに、
ガイドさんには、天候が悪く、船は結構揺れる予定であり、
さらにダイビングできるかどうかも微妙、と言われました。


Liveaboardの客全員
 ・スペイン人夫婦2組
 ・ドイツ人ファミリー(3人家族)
 ・日本人3名(含む我々夫婦)
が集められ、緊急会議を行いました。


採決の結果、日西同盟が独逸に圧勝し、
「揺れても何でも、とにかく火山へ!」に決定。

確かに多少揺れはしたし、
移動時間が長くなるのでダイビング本数が少なくなったり
しましたが、ちょうど海底火山ポイント
(Underwater Volcanoe という、まんまの名前のポイント)
に到着したときに、快晴!

残念ながら魚はほとんどいないので、写真の数は
多くないのですが、私が初めて体験する透明度!
(プランクトンがほとんどいないっつーことですかな)
珊瑚の状態も悪くなく、美しい水中風景を見ながら
ドロップオフを海底火山に向かって進みました。

海底火山自体は、大興奮するほど大きなものではないですが、
一番上の写真のように、
ある地点の半径15メートルくらい全体は、
岩の間からぶくぶくっと温かい(ときには熱い)
お湯が吹き上がっているのです。

岩が黄土色なのは、この半券15メートルであり、
おそらくお湯に硫黄が混じっていて、その成分が
付着したものと思われます。


その後も、North SulawesiからManadoに戻る
トリップの間、活火山(今度は地上のもの)がある島
の入江で温泉につかったりと、活火山の恩恵にあずかりました。

Lembehからは遠かったし、海底火山に行ったがために
その後のダイビングは魚があまりおらず、
  (なぜかウミウシは豊富)
ひたすら珊瑚礁
  (これは最高級、最後の写真は海底約5m地点
  から、海底10~15mあたりに一面生息している
  珊瑚を撮ったもの)
アネモネフィッシュ
  (ニモちゃんの仲間たち)
を見てすごしましたが、それでも
一回は行ってみたかったので、良しとしました。
尚、Sulawesiにはシーラカンスが生息しているらしいのです。
以下Berkley大学の関連HPご参照。

Lembeh (レンベ)好き嫌い




Lembehで有名な魚といったら、
上の写真のBanggai Cardinal Fishです。
これが見たくて「レンベ、レンベ」と騒いでいたといっても
過言ではありません。

マンジュウイシモチという魚(Pajama Cardinal Fish)
もパラオで何度か見た覚えがあります。
マンジュウは西表など、日本の海にも生息しているとのこと。
マンジュウイシモチも相当変わっている、と思った
記憶がありますが、Banggaiは
Banggai Is. 、Lembeh 海峡にのみ生息する
希少種なだけに、自分を含め、皆さん(特にスペイン人)
はこれに夢中でした。
下の写真はCockatoo Waspfish、日本名は
(ラテン語索引等を活用してようやく突き止めた!)
ツマジロオコゼだそうで、これまた西表などに生息
しているとのこと。
両お魚とも、体調は7cmほど。
Lembehの海は伊豆に似ているとのこと
夫かんきちも、同じLiveaboardに乗っている
正子さんというベテランダイバーもそう言っておりましたので
2分の2(=100%)の人がそう言っております。
私はリゾートダイバーですので、日本では
慶良間、石垣、せいぜい柏島、そしてなぜか初島、御子元が
各々1回ずつ。
もちろん、Lembehの方が変り種が多いようですが。
Mac Diving好きは、Lembehで1ヶ月潜り続けるのだそうです。
一方、同乗していたドイツ人ファミリーは
「Lembehは1日で十分、
 だって暗くて薄汚れた感じがするんだもん」
とのこと。
私は、この暗くて薄汚れた感じ、好きでした。
Lembehで4本潜りましたが、
私はもっともっとLembehで潜りたかったな。

経由地シンガポール





行きも帰りもシンガポールを経由し、乗り継ぎの関係で
割とまとまった時間ができたので、事前にあれこれ(夫かんきちが)
手配し、盛りだくさんのシンガポールになりました。


■行き(シンガポールで1泊)

以下参加者が集い、ワインを死ぬほど飲みました。

①夫の従姉「みこちゃん」@インド系シンガポール人と結婚+シンガポール在住
②夫の同期(女性、独身)@シンガポールに赴任中
③夫の同期(女性、独身)@北京赴任中だが、北京オリンピックを
  避けてシンガポールに逃げてきた
④日本のPublicセクターから派遣され、シンガポールの日本大使館
  で現在働いている人(男性、独身)
⑤我々夫婦

うちの夫かんきちが、②の彼女に「独身男を紹介する」
と約束していたらしく
夫の従姉がJapanese Single Manを紹介してくださったので
果たしてその約束は遂げられたのでした・・・

残念ながら、マッチメイキングと言う意味では不発に終わりましたが、
参加者がバラエティーに富んでおり、話題が広範囲、
皆面白い人ばかりだったので、大変楽しかったのです。



■帰り(シンガポールでの自由時間は約6H)

大変ラッキーなことに、私たちがちょうどシンガポールを経由する
その日に、前述の従姉「みこちゃん」の娘さん「えりかちゃん」
の21才の誕生日パーティーをやるというので、
それにご招待いただきました。

 ※シンガポールでは、21才が大人の証とのことで、
  皆盛大に祝うのだそうです。

みこちゃんファミリーのご紹介です。 (2つ目の写真ご参照)
 ・みこちゃん=日本大使館で働く夫の従姉
 ・まーてぃん=みこちゃんの旦那様
          シンガポール航空で働くインド系シンガ人
 ・えりかちゃん(21才)、えいみーちゃん(確か18才くらい)
 ・まーてぃんのご両親/弟(もちろん、みなインド系)
        
親戚や友人(ご両親の友人を含む)を呼んで、
お父さん(まーてぃん)の友人が開店した
BoatQuay(川沿い)の素敵なお店でのパーティーでした。
まーてぃんのお母さんはものすごくお料理上手で、
美味しいカレー(何種類かありました)をたっぷりいただきました。
ゆで卵とチキンのカレーが最高だったなぁ・・・

それに、なんとライブバンドも来ていて、相当な腕前!
少しゲイっぽいボーカルがシンガポール英語で盛り上げながら
音楽をどんどんプレイしていきます。
思わずやりたい放題リクエストしちゃいました。
(懐かしの80年代ロックを中心に・・・若い子達が多い中、
 割と私たち世代に嬉しい選曲で大満足)


非常に充実したシンガポールでした。

あ・・・マーライオン見忘れた・・・

Liveaboardの良し悪し

昔の記憶をたどりながらブログを作成しています・・・
楽しかった夏休みの記憶。

思い出しながら、適当に出来事をピックアップして書きます。
夏休みの長期連休を利用した、10日間の旅です。

中部国際空港
→シンガポール(1泊)
→Manado(MurexのLiveaboard※に7泊、Murexリゾートに1泊)
→シンガポール(0泊、ストップオーバーの時間を利用してParty参加)
→中部国際空港

シンガポール航空、および提携関係のあるSilk Airを使っての旅でした。
 
 ※Liveabordとは
   別名Dive Safariとも言うのですが、船上で寝泊りしながらダイブスポットを
   めぐるための船/旅行形式のことを指します。
   
   [メリット]
   ・広範囲のダイブサイトを制覇できる、時間を効率的に使える
         (ご飯食べてる間や、寝ている間、読書中にも移動可)

   ・寝泊りするような船なので、日帰りダイビングボートよりも揺れない
   ・ダイビング好き同士で寝食共にします、ダイビング情報

    いやがおうでもたくさん入ってきます
    (外国人と一緒にダイビング/食事等するのが苦痛
    でなければ世界中のダイバーと知り合えます)
       
   [デメリット]
    ・ダイビング以外の時間は単調になりがち(読書等)
    ・海が荒れれば揺れる・・・船酔いした場合、逃げ場無し
    ・船によっては設備がボロく、ベッド狭い・シャワー水のみ・トイレ

     汚い等
    ・人づきあいが嫌いな人はあまり向いてないかも。人と接触して

     いる時間が長いので
     ・ 船上の食事は野菜に乏しい
 
今回の旅行のハイライトは

 ①充実したシンガポールの時間
   ・行きも帰りも大勢の人と会うことができました。
   夫の従姉ファミリーとお会いしましたし、
   夫の同期@シンガポール/中国赴任中とも再会。
   美味しいものも食べました。

 ②Lembehダイビング
   ・MacDivingのメッカと聞いていましたが、まさにそのとおり。

 ③Sulawesiダイビング
   ・特に、行ったことのある人の数は限られているであろう
    North Slawesi。海底火山を見てきました。

写真とともに、解説していきますので乞うご期待です。

Manadoの旅をさっさと書き終えて、
会社を6日間(!)も休んで行ったMaldive旅行のことを書きたいので。

2008年7月12日土曜日

夏休みはManado(メナド)

夏休みの計画を自慢しても良いですか?

ひょっひょっひょっ、夏休みはManadoです。
英語読みすると「めぁな~ど~」(「な~」にアクセント有り)です。

Manadoは、フィリピンに近いインドネシアです。

今年のGWに訪れたSipadan(シパダン)や、
夫かんきちが1人で先週潜りに行っていた
Cebu (セブ)のご近所です。

ご近所というのは言いすぎですが、
上記3地点とも、アジア圏内です。

Manadoに決めた理由は、
昨年モルディブのLiveaboard(ダイブクルーズ)で一緒になった
おばさま(南ア人→何十年も前に東京に移住、
世界中の海で潜っているらしい独身)
が素晴らしいダイビングディスティネーションとして
Solomon Island , Sulawesi, Manado, Bunakenという地名を
何度も繰り返し唱えていたからです。
「いつかは・・・」と思っており、
年末は無難にPalau、GWもはずれのないSipadanときましたが
次はインドネシアに照準を定めました。

Manado周辺は、ダイバーならば聞いたことのある
名前の地名がオンパレード(←おっさんくさい表現、失敬)です。
レンベ海峡、ブナケン島(=国立公園)、スラウェシ島、、、

ここの特徴は、マクロ系が充実+変わった種類の生物(固有種)が
多いということのようです。
固有種かどうかは、残念ながら海中で見たところで
記憶力の悪い100本ちょいダイバーの私では判別がつきませんが。

ちょっと前まで「でっかい魚命!」
「Bigger the Better !」という分かりやすいダイバー
でしたが、何か最近はチタン棒を右手に、
フラッシュライトを左手に、珊瑚や砂地をせっせと照らしては
小さな生物を見逃すまいとすることが楽しみ。

前まであまり興味の無かったエビ君
(小指の先よりもさらに小さいやつ)
たちにも、「この世のものとは思えない色彩っ!」などと
言いながらにじり寄っています。
まだ名前が覚えられないのが情けないところですが。

Manadoにはシンガポール航空でいきます。
ちょうど夫婦共通の知り合いがシンガポールに転勤しているので
その人と会うのもManadoトリップの重要な要素です。

Murexという老舗ダイビングリゾートのクルーズに乗ります。

http://www.murexdive.com/

よく分からないですが、リゾートではダイビング以外にも
乗馬やトレッキングといった楽しみ方ができるようですよ。
私は何よりも海底火山が楽しみです。

まだ大分先ですが、今からウキウキウッキッキー。

日本語に切り替える

ブログを開設してみて約1ヶ月。
広告収入に目が眩み、
「どうせなら世界中の人に広告をクリックしてもらおっと♪」
と調子の良いことを考えておりました。

しかし・・・果たしてこれは裏目に出たのではないかと
思われる今日この頃。
ブログのクリック回数は毎日「0」。たまに「1」。
寂しい・・・

会社で「ねぇねぇ、ブログ作ったんだけどぉ・・・」と
触れて回ったが
「英語?!バカじゃねーの、誰が読むんだよ!」
「えー、何書いてあるのか分からない~」
「文法間違ってる英文見るの疲れるから読みたくない~」等々
反応は非常に悪い。
そのうち、誰も興味を示さなくなってしまった。
(UPDATEしていないのも大きな敗因か)

やっぱり人間最高に辛いのは
「いじめられる」「誹謗中傷」よりも
「あるのに気づいてもらえない、いるのに気づいてもらえない」
ことか、と実感。

日本人の皆様にしっかり読んでもらって参考にしてもらう方が
よっぽど自然、かつ収入も・・・
(いや、そんな意地汚いこと考えてるからReader増えないのね)

というわけで、周囲からも「絶対日本語で書くべき」
としきりに諭されましたが、
やっぱり日本語で書いてみることにしました。

ダイビングツアーで知り合った海外の方には
英語でのブログの方が良いか、 とは思っておりますので、
ちょくちょく日本語・英語を混ぜて書きます。

しかし・・・英語で投稿するのと比較して、まぁ何て日本語だと速いんだ!
やっぱり日本語で書くのっていい~。

これからどんどん更新します。

2008年6月15日日曜日

Mabul, we didn't expect

day 8 1, May
Last day on the Mabul Island.
As is always the case, divers get to know each other, and exchange information. 2 people on the same diving team told us that you can go walk on the island. One of them ( an intelligent couple from KL ) told us that the inhabitant of the filthy village is either Indonesians or Philippines, but definitely not Malaysians. I was very curious what was going on the island, since it was very obvious that 100 meters away, economical difference is 10 times or more. On the water village, people spend US$ 200 per night, and just over there, US$ 200 seemed like their annual income.

Well, so we went , off the water village and into the Mabul Island. I left everything in my room so that I wouldn't get robbed.

Ok, so this is what the people on Mabul Island is seeing everyday. Their house = a boat ( which probably is a residence for more than 6 people ) and the water village that we'd been staying at.




Kids everywhere. Some kids had no clothes on.
One of these kids came up to me and said, " hello, money" while sticking his hand toward me for money. I just had to tell him the truth. " I don't have anything", but my husband did. He happened to carry a small bag of snack with him. Kankichi gave that small bag to a small kid. Small kid seemed to be very very pleased, but he only had that bag for about 5 seconds. The bigger kid took it from him...

What do the parents do for living ? They seemed to be fishermen, wives tend to be a sales women at their own shop like this. If you are wealthy enough, you'll get to have a shop like this, and sell shark's bone, sea shell, and corals. Yes, CORALS ! It seems as if they broke the corals just to sell it here. One European guy who was on the same diving boat was furious about this fact, but these people got to live, right ? It may be better if someone told the village people that divers are not interested in purchasing those corals, instead divers want to see them underwater, so start selling something else !


Total spent time in the village: approximately 20 minutes. I couldn't bare being there longer.
After coming back from the village, we packed our diving gears and got ready to leave the island. We did a good job in packing that we started to drink in the bar while waiting for the boat to pick us up.
We got to talk to the bartender (whose always very busy at night) . He told me that he was from the Philippines, and some of the other members of the staff were, too. Most of the staffs are from Malaysia, and some are from the Mabul Island, but not from the village we'd visited. He said that there's a decent housings ( where he and other staffs live) on the other side or the island and even a school.
We left the resort with great memories of diving, but a bitter feeling lingered. Living on a paradise island that divers dream of, is not necessarily a paradise.

Mandarine Fish !

27,Apr.-30, Apr.

Diving, diving, diving ! Every day, we went for


  • 2 Sipadan dives ( about 30 minutes boat ride from Mabul)
  • 1 Mabul boat dive
  • 1 buddy dive
    We saw many interesting stuffs. Kanichi took a lot of pictures, so here they are.

my all time favorite: Porcupine fish, but be careful, this cute looking creature can bite off your finger if it wants to! Mandarin: famous for its' authentic colors. They lived in a particular coral close to the dive center. We buddy dived every day, just to get the picture of this small quick moving creature. There were about 5 or more Mandarins in one coral. They come out around sun set for matings. Don't know where they are at day time. Does any one know ? They are about 3 cm, very small. You'll be needing a good lighting system and a macro lens to get a good shot of it.
Barracuda: always beautiful, the school in Sipadan was bigger than the ones I've seen in Palau.

Bump Head Buffalo Fish: look at them ! a big school of them with their teeth showing. We saw them at the " Barracuda Point ". There's always something exciting going on at the point.

Flying Gurnard: looks scary, but an interesting specie.

Ghost Pipe fish: Oh, we were so lucky to see this one ! Can you see it's face ?

Pygmy Sea Horse: this one, too. Very lucky to see it, and so cute ! It's really tiny, like the name tells you.
Sipadan is not a big island, but you'll get to see a wide variety of animals there. One guide told us that he'd even seen a Whale Shark. Actually, when we were there, some other lucky guys had seen the Whale Shark. Whale Shark was around the " South Point", and showed up for consecutive 2 days. Hmm... we never got to see it there.
If you want to see more photos , go to Kankichi's Picasa album.
Compliments are welcomed.

Sipadan Mabul Water Village

day 3 26, Apr.

Tawau. 45 minutes flight from KK. You'll get to see Kinabalu Mt., and endless palm tree plantations from the sky. I read somewhere that planting palm tree which produces palm oil is popular now, and they took over the rubber tree, which Malaysia used to be very famous for.

Again, another 1.5 hour drive from Tawau ( middle of nowhere) to Semporna. The resort that we were going to stay: Sipadan Mabul Water Village picked us up.

http://www.swvresort.com/home.cfm

then the 1 hour boat ride...
On our way, we saw cottages built on corals ( I think).
I was thinking... " OK, it's bit different from what I had expected ", thinking that the trip to Mabul would be like a boat ride to a resort in Maldives where you have a nice looking cruiser and well dressed captain, but every staff wore usual t-shirts, nothing special.

Just as we were reaching to our resort, I saw " Sea Venture ", right in front of our resort. It was originally an oil dig, now it's a lodging. I woudn't call that a resort. Sea Venture doesn't seem like a great place to stay, but as a dive point, it was great. Many things to see, big and small.
Finally, our resort " Sipadan Mabul Water Village"A lady explained us about the resort in strong accent, and off we went serching for our cottage.

Our cottage... cottage... where's our room ??? Sipadan 126, 126... It took us about 15 minutes to get to our room, I needed a bike. The resort next to us " Mabul Water Bungalow " was very close from our room and they had bikes, they even had a cart like the ones you use in golf courses. ( bit too much for a resort )
http://www.swvresort.com/resort_layout.cfm


I would say S109 - S111 are the best rooms. Great view, and still close to the front office, restaurant, and the dive center.
We had our first dive ( a check dive) right away in front of the dive center.

Our room was nice and tidy, 270 degress ocian view, spacious and the bathroom was clean.


Ok, just a check dive... but I enjoyed it, 2-3 lion fish, porcupine fish, black spotted puffer, and all. Kankichi didn't take his camera with him for his check dive, so no diving picture for the day.


KK River Curise

Day 2 25, Apr.
1 full day at KK.
In the morning, we spent an hour or two, walking around the market. There was a big Spearfish in the middle of the street. I found out that this was nothing unique to KK, the very same Spearfish was in the middle of the street of Semporna. I wonder what it means...
The KK market was full of interesting stuff. Spices, fish, vegetables, not so many people though.It was a hot day, and very good day for drying fish. Hmm... do the cats happen to test the tastes of these fish before we eat ? Seemed like no one was guarding the fish.

Good for drying the fish, and so were we.... dried like a beef jerky.

Time for refreshment ! We headed back to our hotel. Massage !
We booked a package course of full body scrub and oil massage for about 1.5 hours, 496 Ringet (approx. US$ 150 ) for 2 people. Not cheap, but the room was neat, and my massage was just what I wanted, not too strong, not too weak. I'd say it was worthwhile.

Not having enough time to have our lunch, we headed to the main event in KK; the
Klias River Cruise Wildlife Excursion.
I booked it through the inter net. ( Japanese page looks fine, but the English page is too simple)

We were supposed to see a Proboscis Monkey (they are interesting looking), and Fire Flies.

We were the only participants from the Borneo.org. , so we hopped into the old van for 2 hours (!) drive.

When we finally reached the small port, it was dogs and cats. Good thing I brought my Aigle water resistant jacket. We found out that we were not the only participants. There were many people of different nationalities there.
So, we went into the river.
What's funny is that you are supposed to be in the middle of mother nature, but you get to hear typical city noise like motor bikes, and old ladies yelling. So, will there be any monkey in this river...?

Yes ! You see, I kindly circled around Proboscis Monkey, so that you don't have to put your face into the PC screen.
For divers who are used to being close to what you want to see, this river cruise wouldn't make you happy. The monkeys ( at least on the day I visited), were very far away.

What I did enjoy were the Fire Flies. I had seen Fire Flies in Japan, but only 10 or 20 of them. The Fire Flies in Borneo was bright, and with overwhelming volume. ( no photos, since it was too dark) The Fire Flies seems to like particular type of tree, and they gather in the tree, which forms a great volume of light, just like a Christmas tree. That's something worth wile to see, even if it costs 230 Ringet per person ( approx. US$ 60), and have to bear 4 hours of drive.

I slept like a baby after we got back to our hotel at 22:00 pm.
Just before I went to bed, I had placed my order for the room service, so that I don't have to miss my breakfast before we get on the plane to Tawau next morning.
Room service... I love room service ! Even if you haven't got dressed or combed your hair, you are entitled to eat ! So, here it is, me and the room service breakfast at 4:45 AM.