2008年10月14日火曜日

焼かれる阪神タイガーズ


ご存知、阪神タイガーズこと、シマコショウダイ(Oriental Sweetlips)。
派手な柄(まさしく阪神タイガーズ)に、
かわいいタラコくちびる。
英語ではオリエンタルなスウィートリップス。
直訳すれば「東洋のあま~い唇」。
シマコショウダイ君たちは水中の岩陰にたむろして
割としずかーに、外の様子を見ています。
(水中でしゃべる生物はいないので、静かなのは当たり前なのですが・・・)
大きな目をキョロっとさせながら、
割と近くににじり寄っても、乱暴な動き方さえしなければ
じーっとこっちを見ながらも、逃げていきません。
そんな気のいい彼らだから・・・
よく釣られてしまうのですっ!
モルディブのクルーズ船に欠かせない、
孤島に上陸しての素敵なBBQディナー。
メインディッシュは当然、海の幸のグリルです。
「おーい、焼きあがったよ~!」との船員の声で
集まるダイバーたち。
取り分けてもらって、早速ほうばると
「うん、美味しい美味しい。あっさりしてて、でもTunaのような
うまみがあるよね」と味にご満悦。
「それで、これ何のサカナ?Tuna?」
「Oriental Sweetlipsだよ」
「うぎゃ~!かわいそうに。私あのサカナ可愛いから好きなのに~っ」
(でも、口いっぱいにほうばってモゴモゴしている)
「本当だ~、黒こげになった尾のあたりに水玉模様が見える~」
ダイビングを始めてすぐのころは水中で見るサカナの名前と
料理になって出てくるサカナとが像として一致せず
何でも無邪気に口の中に入れておりましたが、
海の中で「ナポレオンやハリセンボンと目があった~ (^0^) /」
なんて喜ぶダイバーとなった今、
少なくとも「ナポレオンの刺身」「アバサー(ハリセンボン)汁」
の2品はいただくわけには参りません!

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