ブルックリンからマンハッタンを川向うに望む。 坂の向こうまで道が繋がっているような錯覚を起こすが、間にEast Riverがある。 しかし、East Riverって…マンハッタンから見てEastにあるからでしょ? その他の地域は一切無視。天上天下唯我独尊的なマンハッタナーめ。 |
Brooklyn Bridgeをブルっくン側から撮ってみた。 奥に見えるのはManhattan Bridge らしい。 Brooklyn Bridgeは是非歩いて渡りたかったが、素敵なレストランに行くのに 汗だくは嫌だとカンキチが言い張るので地味に地下鉄で川地下を通ってきた。 |
NY住まいの友達に観光で訪れるなら、ということで薦めてもらったレストラン。 リバーカフェという適当な店の名前。 店内の客席のある場所は、水上に浮いているような作りになっていて 時折水面の揺れを感じながら食事をするというオツな場所。 それだけにリバーサイドビューは圧巻。 逆光になってしまったので、その素敵なリバーサイドビューの写真は無い… |
くどくどともう1枚。 リバーカフェのよく手入れされた庭から仰ぐブルックリン橋。 |
まるきちが大好きなHGTVというケーブルチャンネルがある。
家のデザイン・デコレーション、および不動産に関する番組を24時間
放送し続けるチャンネル。
料理番組を放送し続けるチャンネルもFood Channel, Cooking Channelとあって
専業主婦はひたすらこれらのチャンネルを見続け、時折ゴシッピーな
リアリティー番組を見たりして1日が終わっていくのである。
話を元に戻すと、そのHGTVの中でもまるきちが毎週録画して見ている番組がある。
それが「Selling New York」 というやつ。
マンハッタンの高級不動産を専門に扱う3つの不動産屋(各々会社のテイストが違う)を追ったドキュメンタリー(と言って良いかな、ちょっとミーハーな感じだけど)。
面白ポイントは
- 登場するマンションが個性的で美しい。ほとんどが億ション。($million を超えてます)
- 登場するクライアント(マンションを買いたい人や売りたい人)が個性的。どうやって億ションを買うような財産基盤を築きえたのか、全く分からないような人がたくさんいる。
- 不動産屋の上司や部下とのやり取り、クライアントとのやり取りが面白い。アメリカ人ってやっぱり日本人とは違うのねって思う。妙な押しの強さとか、はたまた無責任さとか。でも、一番の凄腕ブローカーははミッシェルっていうおばちゃん。きちんと話を聞いてくれるおばちゃんって感じの彼女は、次から次へと億ションを売るのです。ミッシェル(社長です!)の会社http://www.ghkrealty.com/
以上が前置きです。
その大好きな番組で取り上げられていたのがBrooklyn。それも、DUMBOという地区。ここにもRiver Cafeと共に紹介されている。(日本語Webpage)http://www.kaigaifunin.com/u/redac/JEW2OnQdRIhFV7tGXcDH
ここが最近のup and coming neighborhood (人気が出始めたエリア)ということで
見ておきたい(何のために?という突っ込みは無視)と思った。
ついでに、全米の都会にのみ何店舗かお店を持つ家具屋の支店がブルックリンにあって、そこに欲しいテーブルが展示されていることを突き止めたので目的を持って出かけることになった。
リバーカフェ、実はミシュランで星1つを獲得したことのある店。期待高まる。
星2つの凄さをフランスで実感してしまったので(こちらご参照)、ふふふ。
リバーカフェには予約を入れておいたものの、12時ちょうどに行くと割とすかすか。
予約をしたせいか、川沿いの良い席に案内された。
(一部の人は窓から離れた壁際席に案内されていたので、予約がお薦め)
前菜に頼んだフォアグラ(まるきちの好物と言えよう)が美味しかった。
メインはカンキチがステーキ、まるきちはダック。
カンキチのステーキの方が美味しかったな。
ダックは「baby pakchoy (チンゲン菜)添え」ってところで気付くべきだったが
変にアジアな感じでまずくはないけど、スーパー美味しくもなかったな。
とにかく景色が良いので(晴天だったし)気分が良かったのだが、味に驚きが無く
ダックは調理具合もなんか中途半端だったなぁ。
普通にフランス風にアヒル油でカリッカリにして欲しかったんだけど。
ワインはお高いワインリストの中ではリーズナブルなのを探して頼んだけど
十分美味しかった。
朝食抜きで臨んだランチだったのに、やはりデザートなんて満腹で入らなかった。
残念なのは2人のウェイターの内、片方にはサービス精神が全くなかったこと。
笑顔の無いウェイターってアメリカで珍しいからなぁ、結構違和感あったなぁ。
普通はチップ欲しさに自己紹介から始まり、ものすごい笑顔なのに
このおやじは「また来やがった、観光客が」的な対応。
もう片方は良い人でした。
場所は最高、庭の手入れも最高、そして写真を撮ってくれた庭師のお兄ちゃんも
いい人だった。
だけど、それなりの金額を払っているんだから素材が良いのは当たり前とも言える。
友人によると、このリバーカフェは金融街(Wall Street)から遠くないので、
昼にブルックリンブリッジを歩いて渡ってこのレストランまで来るらしい。
まるきちたちが行ったのは独立記念日の周辺で、ビジネスマンは見かけなかったな。
そういう金持ちな気前の良い上客にはあの無愛想な男も笑顔で迎えるに違いない。
ケッ!