2011年1月3日月曜日

マウイ島―ハレアカラ

マウイ島には高い山がある。Haleakala という山。3055m。
ハワイ島にも高い山がある。Maunakeaという山。4205m。
ちなみに富士山。3776m。

「バカは高いところが好き」と言いながら、ハレアカラにもマウナケアにも登った。
何せ、車でほぼ頂上までアクセスできてしまうのだから。さすがアメリカ。

さて、ここハレアカラ、何で有名かというと、映画「2001年宇宙の旅」の撮影に使われた、
および宇宙飛行士の月面着陸訓練に使われたのだとか。

ホテル(ラハイナ)周辺は晴天だったが、山の天気はやはり分からない。
登れば登るほど天気が悪くなる。

地球の歩き方にも記載のある標高2743mにある展望台に車を停めて展望してみる。

ほっほー、なかなか美しいでないかー。
ものの1分ほどで霧(山なので雲とも言える)に覆われ、視界ゼロになってしまった。
上記撮影の30秒後、ものの見事に真っ白になってしまった。
撮影対象が真っ白なので、霧で完全に覆われた写真は無い。

ハレアカラでお目にかかれる奇妙な植物。まるきちたちが行ったときは多くが枯れていた。
下の写真は、当該植物の葉にあたる部分。
写真技術が未熟で本来の色が再現できていないが、実際は解説にもあるように本当にSilverに見える。
まるきちはその色の不自然な銀色さに
「国立公園のくせに、クリスマスデコレーションのために植物に銀色の塗料を吹きつけるなんて・・・」
と眉をひそめたほどだが、この不自然な色こそが自然な色のようだ。
なぜこんな色になったのか・・・と思っていたら、看板に解説がされているではないか。
ふむふむ、強い日差しから身を守るため、とな。

水滴が見える。これも霧(雲)から得たものなのか?

なるほど、月面着陸はここで夜間撮影訓練されたに違いない。

あまりに景色が面白く、調子にのって展望台から数マイル延びるトレッキングコースを
下り始めた。馬に乗ってトレッキングできるコースとあって馬糞だらけ。
「わーきれい♪」
「まぁ、不思議♪」
と調子よくひょいひょいとトレッキングコースを下っていくまるきち。
霧が深くなってきたので引き返すことにした。

通常、愛想の良いアメリカ人が、すれ違いざまに「Hello!」と挨拶しても反応が薄かった理由が解明した。

ゼイ、ゼイ、、、うぐぐ息ぐるちぃ~。
「行きはよいよい、帰りはこわい」とはこのこと。
そりゃ3000m級の山に車で一気に登ったのだから体はこの高さに順応できていない。
その上り坂とくれば、キツイはずですわ。いわゆる高山病。
とぼとぼと山を登るまるきち。

背後のかんきちは元気そのもの。
「やっぱりフルマラソン走ったからね、かんきちは。酸素の摂取効率が良いんだよ♪」
と嬉しそうである。

ちぇっ。

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