前述の通り、とにかく透明度は高かった。
2日間のモロキニ島ダイビング合計4本で一番の大物、ロウニンアジ1匹なり・・・!
だいぶ残念な結果なり。
1本潜るのに80ドル近くかかったというのに!
恨みがましく、じとーっとした目線でロウニンアジに目線を落とすまるきち。
ロウニンさんは「そりゃ残念だったな。でも俺を恨むんじゃないぜ。」
と言い残し(たように思った)海の彼方に去って行った。
労働力の高い国で潜ると自然と高くつくなり。そりゃそうだ。
散歩させられるダックスフンドのようなシュノーケーラーの群れ。
まるきちが、奇妙なこの光景を見ていたら・・・
「あの奇妙な紐でつながれた一団、あなたの仲間でしょ?」
とまるきちに話しかけてきたのは多分マダラタルミのお仲間?
話しかけられたのでちょっと会話してみる。
まるきち「あのぉ、クジラさんを見に来たんですけどぉ・・・」
たるみさん「あら、あの近所迷惑をわざわざ見に来たわけ?」
まるきち「クジラは近所迷惑なんですかぁ?」
たるみさん「そりゃそうよ、この時期になるとやって来て、朝から晩まで大騒ぎ。
歌は歌うは、朝晩かまわず潮吹く音は聞こえてくるは。
極め付けに、奴らがドッカーンって飛ぶでしょ?
この間なんて、あたしが朝の散歩をしてたらやつらがやってきてあたしの散歩道の上で飛ぶのよ!
あの巨体があたしの体に当たってあたしが脳震盪起こしたらどうしてくれるのよ!
おまけにあなたがたみたいなのが、奴らを追ってきて見物船なんかを出すもんだから
うるさくてしょうがないわ。あたしの静かな朝を返してほしい!ぷんぷん」
とさんざんな酷評ぶりであった。
たるみさん、愚痴って満足したのか、鼻歌を歌いながら遠ざかって行った。
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