太平洋のど真ん中にずどーんと突き出た火山である。
ところがこの山の大部分は海中に潜んでおり、海底から測定すると1万メートルを超え、
8000m級のヒマラヤ山脈を抜き、世界で最も高い山になるという(ちょっとルール違反な感じは否めないが)。
Wikipedia - List of highest mountains ご参照。
The bases of mountain islands are below sea level, and given this consideration Mauna Kea (4,207 m (13,802 ft) above sea level) is the world's tallest mountain and volcano, rising about 10,203 m (33,474 ft) from the Pacific Ocean floor.
ホテルのあるKonaから車で直行すれば約1.5時間。山頂までレンタカーで登りつめてみた。
下の写真は、Mauna Keaに登る途中で撮った(多分)Mauna Loa(4169m!)の写真。
マウイのハレアカラ同様、雲は眼下に広がっている。夕方4時半ごろ。既に寒い。
交通量がほとんどないので、脇に車を停めて厚手のパーカーなどを着込む。
マウイのハレアカラ同様、雲は眼下に広がっている。夕方4時半ごろ。既に寒い。
交通量がほとんどないので、脇に車を停めて厚手のパーカーなどを着込む。
下が山頂の写真@5時半頃。
オニズカビジターセンター(標高2800m)で休憩後、山頂に向かう道路をひたすらくねくねと車で登る。
すぐに砂利道に変わってしまった。
「これは普通自動車では難しいかも」と少しでも感じたら引き返して来よう」、と言いつつ、割に普通自動車もいたし、
曇ってはいたが、天候は良好で”すげー無理”な感じもなかったので山頂まで行ってしまった。
看板にも「4WD Only」とか注意書きなかったし。でも、今このビジターセンターのHPを見たら、
「強く4駆を推奨」とあった…汗。
実は、まるきちは「マウナケア山頂 サンセット&星空ツアー」なるものに申し込んでいた。
数社調べてみたら現地(英)ツアーであろうと日本向けツアーであろうと、200ドル/人前後と結構高額。
それでも申し込んだのは、各ツアー会社のHPや最新版のガイドブック等に
「マウナケアへ向かう道は整備されておらず4WD必須。しかも、夜は星空観測の邪魔にならないように
曲がりくねった砂利道をヘッドライトを消して運転しなければならない」みたいな書き込みがあり、
こりゃ、慣れたドライバーじゃなきゃ無理、と思ったからであった。
しかし、残念ながら申し込んでいた日はサンセットも、星空も、雲が多くて見られそうにないと判断し、
数日前にキャンセルした。おかげで1ドルも支払っていない。
(だってさぁ、電話したら「サンセットや星は見られなくも、雪が降って道が閉ざされたりしていない限りツアーは催行する」
と言われたんだもの。200ドル払ってそれは残念すぎるよなぁ・・・)
そういうわけで、「自分たちで行けるところまで行って、無理だったら引き返して来よう」というノリで
マウナケアを目指してみた。
すると、整備されていないと書かれていた「State Highway 200」はどこまで行っても、気持良い道そのもの。
時おり交互にしか通行できない橋があり、「Narrow Bridge」と丁寧に注意看板が立っているが、
日本の基準でいけば「立派な橋」である。
どうやら、某ガイドブックの編集は、このハイウェイの補修工事を待たずに行われたようだ。
雪が残る山頂はひどく寒かった。(そりゃそうだ)
一瞬写真を撮って、暗くなる前に即効でビジターセンターに引き返した。
この夜、残念ながら予報通り、雲に邪魔されて星は見られなかった。
しかし、オニズカビジターセンターでは、売店のお姉さんが「見えない星を想像しながら聞いてください」
といろいろな豆知識を無料で披露してくれるガイドをその夜も開催していた。
マウナケアに各国の天体観測所がたくさんある理由は興味深かった。
・高いところにあるので、星と眼(またはレンズ)の間に入る不純物が比較的少ない
・夜は真っ暗
・恵まれた天候(えー、ウソーと言いたくなるが、平均すると10日に1日しか曇らないそう)
・赤道近くにあるので、南北半球両方から見える星をほぼ全面カバー
・アクセスの良さ=1.5時間くらいで街から「ダーッ」と車で登り切れてしまうのは世界的も珍しい。
その他にもあったのだけど、忘れてしまった…
2ドルで買ったココアをすすりながら、寒空の中、お姉さんの話しに耳を傾けていると、
それはそれで幸せだった。
一瞬写真を撮って、暗くなる前に即効でビジターセンターに引き返した。
この夜、残念ながら予報通り、雲に邪魔されて星は見られなかった。
しかし、オニズカビジターセンターでは、売店のお姉さんが「見えない星を想像しながら聞いてください」
といろいろな豆知識を無料で披露してくれるガイドをその夜も開催していた。
マウナケアに各国の天体観測所がたくさんある理由は興味深かった。
・高いところにあるので、星と眼(またはレンズ)の間に入る不純物が比較的少ない
・夜は真っ暗
・恵まれた天候(えー、ウソーと言いたくなるが、平均すると10日に1日しか曇らないそう)
・赤道近くにあるので、南北半球両方から見える星をほぼ全面カバー
・アクセスの良さ=1.5時間くらいで街から「ダーッ」と車で登り切れてしまうのは世界的も珍しい。
その他にもあったのだけど、忘れてしまった…
2ドルで買ったココアをすすりながら、寒空の中、お姉さんの話しに耳を傾けていると、
それはそれで幸せだった。
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