クダゴンベにホシゴンベ。
両方ともかわいいことこの上無しです。
クダゴンベは探すのに結構苦労します。
写真を撮るのにはさらに苦労します。
まずもって、クダゴンベは分かりにくい場所にいるのです。
ゴーゴニアやSea Fanと呼ばれる扇子のような珊瑚に
隠れるように住んでいます。
体調は5CMくらいのものが多いように思います。
また、クダゴンベちゃんたちはものすごく素早い動きで
逃げ回ります。
一度クダゴンベちゃんを見つけると、次々に
にたような珊瑚の周囲をうろうろし、
クダゴンベちゃん探しに精を出します。
おかげで50分くらいのダイビングタイムがあっという間に
過ぎてしまいます。
一方、ホシゴンベは平な珊瑚の上で
ひなたぼっこをしているような感じでぼーっとしています。
ホシゴンベも近づいて写真を撮ろうとすると、
素早く逃げたりするのですが、
1Mくらい離れ、こちらが派手な動きをしない限りは
ただただじーっと1点を見つめ、空想にふけっているのです。
大海原の珊瑚でぽつねんとただ1匹、何を考えていらっしゃるのやら。
まるきちのお気に入りはホシゴンベちゃんです。
もちろん、クダゴンベちゃんもかわいいですし、
見つけたときの喜びも大きいのですが、
何といってもクダゴンベは大スターであるのに対して
ホシゴンベはあまり人気のある魚ではないのです。
注目を浴びない魚の中で、かわいい顔のものを見つけると
思わず1人で愛情を注ぎたくなる独占欲の強いまるきちなのでした。
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