2009年12月24日木曜日

とっておきのかわいこちゃん





見てください、このかわいさ!

Boxfish(ハコフグ)の一種ですが、
インド洋、アジアの海では見た事のない種類の
ハコフグちゃんの柄です。
インド/アジアの海にいるのはミナミハコフグという
種類だったような。
茶色模様で、腹回りに少し模様ぼけした感じの柄の子たち、
コズメルではよく見かけます。

しかし、1枚目のやつはレアですよ。
なんといっても、ガイドが見つけてくれた
体調2cmくらい(!)の幼魚ですから。
本当に小さくてかわいい。
ハコフグは大人でも非常に泳ぎがぶきっちょでかわいいのですが
幼魚はさらにぶきっちょ。
珊瑚のすきまをプクプク前後に動いていました。
かんきちのマクロレンズが火を噴いた瞬間です。

下の写真2枚は成魚のもの。
結構大きなお目めに、不満そうなお口元。
まるきちのつぼ、ど真ん中。

ほかのアメリカ人ダイバーがより大きな魚を追っているときに
まるきちが1人でハコフグを追いかけ回しているのを見て、
ガイドがわざわざまるきちを呼びにきてくれました。
そしてついて行ってみると、ベビーハコフグに出会えたというわけです。

ベビーの小ささにハートをノックアウトされたまるきちですが、
ビッグなやつにもノックアウトされましたよ。
写真はないのですが、超巨大なヒトヅラハリセンボンも見ました。
ものすごく大きい、80センチくらいあったんじゃないかなあ。
体が大きいだけに、あの不満そうな愛嬌のある表情も大きく確認できました。
相変わらず迷惑そうな顔をして忙しそうに遠ざかって行きましたよ。

ジンベイやマンタが出るわけではないけど、コズメル結構いい感じ。

エイたち③



こちらのエイは小ぶりのエイ。
「エイたち①」のエントリーでご紹介したエイ君の
すぐ隣に寝そべっていた子です。

これって子供のエイなんかしら?
柄が違うけど、やっぱりStingrayなのかな、形が一緒だし。

エイたち②





少し泡が入ってしまいました。
しかも、相変わらずマクロレンズ装着のため
結構遠目から撮っており、フラッシュの光が届いてません。
それでもこれだけマダラトビエイ様のお姿を確認できるのは
コズメルの海の透明度の良さと、この日の天候に恵まれたせいでしょう。

マダラトビエイ、Spotted Eaglerayは、本当に優雅で美しい魚です。
すごいスピードでシャーッと水中を泳ぐ姿は
最新鋭の空軍兵器のような。

モルディブで何度か見た事がありましたが、
ここで見たのが最も美しく近めで見る事ができました。
しかも2匹、大きなの。

いまさら、恥ずかしながら、このエイの美しい模様に見とれました。
よく見ると、単なる水玉模様ではなく
絣の着物のような模様をしているのです。
ジンベイ様同様、粋な柄です。
こんな柄のワンピースが欲しい。
スカートでもいいかも。
とにかくおしゃれ。

でも、このマダラトビエイ様、
顔つきは非常に微妙。
これらの写真では確認できないのですが
ジンベイやマンタが非常に愛嬌のある顔つきである一方、
この方は至近距離で見るとぞっとするほど目つきも悪けりゃ
口元が怖い。どの個体も怖い顔。
ある意味まるきちは、サメなんかよりも怖い。

サイパンでは群れで見ることができるそうで、
それはそれは優美に違いないと思うのですが
正面から凝視してはいけません。
ぞっとします。

エイたち①






マクロレンズ特訓中のかんきち。
ご存知の通り、水中では一眼レフのレンズを変えたくても
変えられません。
ですから、朝にはその日腹を決め、レンズを1つに絞ってつけていく
必要があります。

かんきちは目下マクロ練習中。
ところが、そういうマクロ練習日に限って、
大きな対象物がひょこひょこ出たりするもんなんです。
ガラパゴスではマンタ君が出ました。
マクロでは全くお手上げ。
今回はStingrayでした。

この写真、2つもフラッシュを付けている割には青っぽい写真となりました。
なぜなら、割と遠目にエイ君がいるからです。
遠ざからないと画角に入らないんですよ。
すると、フラッシュの光が届かない。
いや、残念。

けれど、このエイ君の写真、注目すべきはエイ君よりも
かんきちがエイ君を撮ろうとすると、なぜか近寄ってきて
写真に収まりたがるお魚たち。
お魚は3匹3様にカメラ目線です。
どうしてそこまで写真に撮られたがる?

再びコズメルへ



12月19日(土)、雪降るミシガンを後にして、コズメルへの直行便に乗り込みました。
そう、ホリデーシーズンは、ミシガンからコズメルへの直行便が週1度出るのです。

常夏のコズメルへに到着!


・・・到着?


・・・到着したよね?




なんか寒い。

いや、普通に寒いぞ。
そりゃ雪は降りはしないけど、気温は17度とか。
絶対にビーチに寝そべりたい気温ではない。
そして、ものすごい風の強さ。
ダイブガイドによると、この時期、アラスカ方面から流れてくるものすごく冷たい風が
吹く事があるそう。その場合、2−3日は非常に天気が悪いけど
その後はカラッと晴れるのだとか。
運が悪かったのね。
コズメルに来続けて16回目のダイバートムさん曰く、
「こんなに天気が悪いのは初めて」というわけで
またしても天候に恵まれないまるきちたちでありました。

ダイビングも2日間は非常に寒かった。
コズメル3日目の午後から夜中にかけてはものすごい豪雨で、
かんきちまるきちは夜ご飯を求めて完全雨合羽防備で出かけたものの、
あえなく敗退。
結局ホテルの数件先にあるマックでテイクアウト。

でも、翌日からは快晴です。

今回は2度目のコズメルということで、前回の旅の反省を生かし、
町の中に泊まることにしました。
前回のホテルはダイビングスポットへのアクセスは非常に良いものの、
(ボートで30分で有名なスポットに着きます)
ホテルは町中からタクシーで20分。
毎日夜ご飯をどこで食べるかを考えるのが面倒でした。

今回は町中。海岸沿いのcasa Mexicana
こぎれいなホテルで抜群のロケーション、
朝食込みというのがまた嬉しい。
地球の歩き方にものってました。
アメリカからかんきちがネットで予約しましたが、
安く取れました。1泊70ドルくらい。
朝食は結構バリエーションがあるし、朝から布のナプキンとテーブルクロスの上で
ナイフとフォークでかたかたやるのは嬉しいものです。

使用ダイビングショップはAqua Safari
ホテルから歩いてすぐのショップで、夫かんきちがせっせと調べて
ダイビングボートがショップのすぐ真ん前から出るところを探し出しました。
町中にあって、すぐに船着き場があるというロケーションはなかなか便利です。
後述しますが、非常にしっかりとしたダイブショップです。
最初の申し込みのときに、Cカードの番号を何度も確認して、ダイビング歴も結構しっかりと確認してました。

ショップの人たちは当然英語を話せます。
コズメルで観光業に携わっている人たちは英語を話せます。

今回の旅行はコズメル5日、トゥルムに1週間。
前回は一切行けなかったメキシコ本土の遺跡巡りをしようと思います。