2008年9月28日日曜日

贅沢ダイビングスポット


Kuda Rah Thila、South Ari Atollに位置します。
朝1番、7時ちょうどに入水しました。
1時間かけてこのポイントで潜りました。
ここの特徴、
 ・地形が面白い
 ・魚影が濃い
 ・大物が突然登場
Overhangと呼ばれる、せり出した岩がたくさんあります。
(上の写真でも見られます)
その岩陰にたくさんの魚(特にヨスジフエダイ=Blue Striped Snappers)
が群れています。
写真を撮ると、魚+岩によって面白みが出る上に、
光の具合によっては、水の色に陰影が出て良い写真が取れます。
ここのポイント、とにかく魚が多いので
全く暇しません。
ウメイロモドキ(=Blue & Yellow Fusilier)と思われる魚が
大量に群れており、そこにイソマグロがつっこみ、狩をします。
イソマグロの動きが速すぎる上に、魚が多すぎて何がどれを
襲っているのか見分けがつきにくい状況なのですが、
イソマグロが群れに突っ込むたびに魚群が激しく方向転換を
するので、それで「あ、イソマグロが攻撃した」と認識できるのです。
魚群が方向転換すると、まとまりなかった群の流れが
いっきに、ビューンと一体になって動き、
キラキラと背中が光って、それはそれは美しい光景です。
水族館ではなかなか見られないし、
水族館には無い、ダイナミックな地形がバックにあります。
バカみたいに魚の群をじーっと眺めていたら、
突然頭上に影ができたので、
「あら、あんなに晴れてたのに曇ったか?」
と見上げたら、
なんと突然の単独マンタ君の登場です。
あまりに唐突に現れたので、
マンタ君の写真を美しく撮れた人はいませんでした。
マンタ君、一瞬魚の群につっこんで、サーっと遠くに消えてしまいました。
どこを見渡しても魚、魚、魚のこのスポットに
マンタまで一緒に見てしまったのですから
大変な贅沢です。
ガイドも突然の大物に驚いておりました。
船に上がってから、ガイド曰く
「あれはDevil Rayだ」とのこと。
確かに少々こぶりのマンタ君だな、
と思ってはいたのですが
夫が写真を撮ってあったので、確認したところ
やっぱりManta Rayでした。目の下にびろーん、と伸びた
ビロビロがついていました。
贅沢な1時間でした。

2008年9月24日水曜日

シブイのがお好き




夫かんきちが今回の旅行で
カタカタとPCに向かって黙々とやっていたのは
デジタル写真の加工。

モノクロ写真にしてみたり、ホワイトバランスが上手くいかなかった
写真を補正したり。

上の写真は本当はカラーのデジタル写真なのですが、
イソマグロのシブイ顔つきがモノクロの主人公に相応しいということで、
モノクロで掲載。

下はまるきちとぶつかりそうになって
驚いて逃げていくアオウミガメ(若い個体)です。
猪突猛進な亀。なぜ前を見て泳がない、亀ちゃんよ?

祝300本!




夫かんきちの300本ダイブ記念にまるきちが撮影したもの。
かんきち、祝300本!

手をご覧いただきますと、
ピースサインではなく、3本指をアピールしております。

まるきちはまだ150本あたり。

1年に30本ずつ潜って、10年続けたら300本か・・・

やっぱり1000本以上潜っている人って
相当な頻度でダイビングに出かけてますね。

ダイビング本数を増やすと共に、魚の名前をもっと覚えたいです。

マーレ、人口10万人の小島




マーレ空港からドーニ(ローカル船)で15分ほど。マーレ市の中心部に到着です。

写真は、空港サイドからマーレ市街地に近づいている舟から撮ったもの。ちらっと金色に光っているのがモスクです。

はい、モルディブはイスラム教徒が多い国。お近くスリランカ出身の仏教徒や、インド系のヒンズー教徒もいるようですが。9月はちょうど「ラマダーン」でございます。マーレは朝~夕方6時(だったかな?)までレストランが閉店。ツーリストであっても、ホテルのレストランなど、決まった場所でしか食べ物・飲み物を口にすることはできません。タバコも禁止です。

Liveaboardの費用の中に、私たちが知らなかったツアーが組み込まれていました。ガイドさんをつけてくれて、マーレを案内してくれるというもの。私たち夫婦に対して1人のガイドがついてくれました。大変丁寧に各施設の説明をしてくれました。(食べ物も口にしていないと言うのに)やっぱり、ガイドさんがつくと違いますね。
「これは何ですか・?」
「これはお墓です。こっちのとんがった方が男性のお墓で、
 こっちの丸い方が女性のお墓。
 お墓の大きさは、死んだ人の背丈をあらわしています。
 昔のお墓は珊瑚でできていたんですよ」
と非常に情報量が多い。

いつも個人型の手配旅行でうろうろしているが、やはり街中についてはガイドさんがいるといないではInputが大分違いますね。まぁ、やっぱり最後にお土産屋さんには、連れて行かれるのですが。

教会、モルディブ陸軍省、手抜き工事でちょうどその日に倒壊したビル、
倒壊ビルに群がる野次馬たち、フィッシュマーケットと、1時間弱で盛りだくさんでした。

同じLiveaboardに乗っていたオランダ人カップルは、私たちがマーレに行った
翌朝マーレツアーに、独自(ガイド無し)に行ったのですが、
「何も面白いものが見つからなかった」と言って、あっさり帰ってきました。
ラマダーンの月にマーレを見学するのならば夕方以降がベター。
日中はエネルギーを温存しようとして、活発な活動が見られないようです。

2008年9月23日火曜日

Liveaboardはどんな場所?



今回はLiveaboard、ホテルについての記載です。

上の写真、右が昨年利用したEagleray
左が今回利用した Stingray。
今回利用したStingrayの方が少々大きめのつくりとなっています。


夫が直接liveaboardを運用する会社(なのか代理店なのかは不明) にホームページから申し込みました。http://www.maldivesliveaboard.com/main.php?page=homepage


写真2枚目は、Liveaboardの中の様子を撮影したものです。 ここがダイニングであり、ブリーフィングを行う場所。Liveaboardの中で最も長い時間を過ごすのが、ここダイニングと、屋外=サンデッキ
(上の写真のチェアが置かれている階)です。

屋外サンデッキは、夜はビアホール、昼は日焼けサロンと読書コーナー、または喫煙室といった感じでしょうか。 なんといっても7日間もの間、全長30mくらいの船の上で過ごすのだから、今回の船のように屋上含めて4階立てが良いと思います。(少しでも活動範囲が広くなるように!)
どうでも良い話ですが、やはり白人は日光がお好き。肌が弱いため、めちゃくちゃこってり日焼け止めクリームを塗るくせに、サングラスかけて日光浴に勤しみます。日陰を陣取るのは日本人くらいでしょうか・・・

 ・4F・・・屋上
 ・3F・・・スペースの約1/3がサンデッキ、
      残りがクルーの部屋と操縦席
 ・2F・・・約2/3がダイニング、1/3がバーとキッチン
 ・1F(半地下っぽい感じ)・・・客室(2人部屋が9部屋)

Liveaboardを予約する前に、スペースや施設の新しさを入念にチェックした方がいいですよ。(我が家ではチェックするのは、かんきちの役目であってまるきちは、ただ着いていくだけ、という美味しいとこ取り)特に、客室は最も低い階にあるのが普通(だと思う)のようですが、古い船だとかび臭くてダイビングの疲れが取れないままに次の朝を迎えることになりかねません。やっぱり新しい船がベターだと思いますし、幸いStingrayは、ちょうど客室の水周りを新しくしたようで、大変気持ちよい船でした。お勧めです。

<Stingray Liveaboard代金=に含まれるもの>

 ・17本のダイビング料金
 ・6泊分の部屋代
 ・1日3食+スナックの食費
 ・水、ティーバッグ、コーヒー等

同じエリアを航行する&同じ日程ならばやっぱり、高い船の方が設備は良いみたいです。モルディブは競争が激しいので、割とリーズナブルです。前回行ったレンベ・マナドのLiveaboardは、他の選択肢が少なく、高い割りには設備がPoorなボートでした。良いLiveaboardがあれば是非教えていただきたいものです。やっぱり頼りになるのは、実際にLiveaboardに乗った人の感想です。HPの宣伝用の写真では実のところはよく分からない!

マンタ君、サービスばっちりです



ご存知、マンタ君です。
昨年も同じ、Lankan Manta Pointで2匹ほど見ました。
今年は4匹登場です。(写真に写っているのは3匹ですが)

マンタ君、飽きた様子も見せず約30分くらいにわたって
クリーニングステーションの周囲をホバリング。
お客様へのサービス精神に溢れる彼ら、
ゆったりとしたホバリングの中に、
時折見せる躍動感のある速い動き。

いや~、今年もしっかりマンタ君を見ることができて
良かったぁ~。
このポイントの難点は、(確か石垣のManta Scramble
もそうだったような・・・)マンタ君が現れてくれないと、
ひたすらクリーニングステーションで「じーっ」として
いなくちゃならない、つまらないポイントになってしまうこと。

その点からすると、パラオのGerman Channelは
マンタ君が現れなかったとしても、それなりに楽しめた記憶があります。
常に何かの群れが横切る。
(必ずマンタ君が登場するので、
実際にマンタ君無しのGerman Channelは記憶にない)

Liveaboardの仲間はヨーロッパ系がほとんどを占める構成。
紅海でもマンタ君を見ることができると聞いていたものの、
「ねぇ、昨年来たときマンタはどれくらい見た?」と
客の中で唯一のリピーターであるモルディブ上級者(?)の
我々夫婦は質問を受けました。

「うーん、2日に1回くらいかなぁ」(まるきち)

「えー、ぜいたく~!(You're spoiled!)」という反応。

実際は3日に1回くらい見たようですが、
それ以上に「日本にもマンタはいる」、
いやもっと低レベルな話で、
「日本でもダイビングがしやすい亜熱帯気候の場所がある」
ことを初めて認識したヨーロッパ人多数でした。
(残念!)

まるきちは沖縄ダイビング(慶良間でOW取りました)、
石垣ダイビング旅行を1度ずつしかしていませんが、
その中で外国人ダイバーに会ったのは1回だけ。

シンガポールからやってきたチャンさん(だったかな?)のみ。
彼はシンガポールの陸軍(の幹部候補か)所属の若者。
立派なことに日本語が多少しゃべれるのと、
我々夫婦とは英語で会話できる(シンガポール人はもちろん英語ができる)、
その上、ダイブショップのガイドは脱サラ組で
繊維系の商社勤めをしていた折に、中国の工場にしょっちゅう
行っていたそうで、中国語でチャンさんと会話可。
ラッキーにも恵まれて、楽しそうにダイビングしていました。

金髪の集団がダイビングしているのを沖縄では見たことが無いので
もっと広報活動しても良いかもしれませんね。


石垣のマンタ君たちにも、サービス向上活動に取り組んでもらわねば。

2008年9月21日日曜日

ジン様、再開できて光栄です





昨年に引き続き、2度目のモルディブです。昨年は、夏休み+何日か会社を休んで行ったので日程的にはゆとりのあるものでした。リゾートに2泊程度してからLiveaboardに乗り、Liveaboardを降りた後もリゾートに1泊しました。今回のモルディブの旅は、Liveaboardのみです。(それでも会社を6日も休んだ!)

昨年はEagleray とうい名のLiveaboardでしたが、今年はStingrayという名前の兄弟のようなLiveaboard。やっぱりモルディブはすごい。魚影が濃く、ダイブサイトもたっぷりあります。Liveaboard間の競争も激しいので、サービスも良いと思います。

http://www.liveaboardsmaldives.com/maldives-stingray.htm

お写真は、ご存知ジンベイ(Whaleshark)。体調7mほど。Liveaboardで移動する間に船員(Crew)が海を見張っていて、ジンベイ君が現れたら(※)「Jump!!」と言われて、みんな慌ててマスクにスノーケルにフィンをはいて、海に飛び込むのです。我々夫婦は、泳ぐのが割りと早い部類なので、人より早くジンベイ君にたどり着き、カメラマン夫は、息を止めてもぐって、良い写真を撮ってくれました。

※凡人にはジンベイ君の姿を船上から見つけることはできません。岩陰が全部ジンベイやらマンタに見えてしまう。

この同じジンベイ君をめぐっては、もう1船のLiveaboardの乗員たち(=日本人の集団でした)も飛び込んでいましたので、総勢20名くらいのスノーケラーが、わらわらと群がっていたことになります。ジンベイ君は3分間程度、我々と一緒に泳いでくれましたが、途中でうっとおしくなったのか、さーっと深く潜ってしまいました。

昨年もジンベイ君を同じ方法(スノーケル)で見たのですが、夫の写真の腕前が上がっている・・・年間何千枚もダイビング写真を撮っていれば、上達は当たり前か・・・レンズコンバーター(Fisheye)も買い足したし。

旅の技術編



旅の技術編と称して、適当に
Liveaboardやらホテルやらの快適さ等について
書いてみました。
Murexの船は狭く、古い割には
お値段15万円程度(7泊食事・ダイビング付)と
決して安くもなく、快適な船とは言いがたいものです。
しかし、老舗ダイビングショップであり、
ガイドは皆しっかりしてました。
写真は船の全容、および船の部屋で仮眠をとるまるきち。
船の宿泊部屋は、ギリギリ1人が寝られる
2段ベッド、および非常にミニマムなバスルーム
で構成されています。水しか出ないシャワーは
水量も限られており、キレイ好きなかんきち
(まるきちは平気)にはシャワーが十分に浴びれず
ストレスフルだったかもしれません。
チップは、2人で1.5万円分くらいを支払っておきました。
(いまだにチップの標準額はよく分かりません。
 1人100ドルくらい払う、という人もいれば
 いや、50ドルで十分だ、という人もいます。
 日本人にはなじみの薄いチップですが、
 外国人だって相場を相談したりしますので
 同じLiveaboardに居合わせた人に
 「いくらにする?」と聞いてみたらいかがでしょうか?)

マナドの町は思っていた以上に都会で、
ショッピングモールもいくつかありましたし、
人が多く、活気がありました。
人口40万人くらいだそうです。
アジア経済の好調さを反映して、
インドネシアはマナドでも、
ピカピカの新車がたくさん走り回っていました。
(ほとんど日本車)


Murexのリゾート(船ではなく、地上です)での風景。
かんきちが、このリゾートで飼われている
ちょっとおバカさんな犬「Scooby doo」に
しつけをしようとしているところ。
後ろに写っているのがバンガローです。
地上のMurexリゾートは、ファンシーなリゾートでは
無いですが、部屋もバスルームも広く、
エアコン付きで快適でした。
ご飯もまぁまぁ美味しかったです。
その他、気をつけることがあるとすれば・・・
Manadoの空港での入国・出国でしょうか。
インドネシア入国
インドネシアの入国にはVisaが要ります。
もちろんお金がかかります。
7日以内であれば、US10$、25日以下ならばUS25$。
私たちは8泊したので、25日以下の分類。
①金を支払い、シールを貼ってもらう。
②スタンプを押してもらう
③入国審査
の順番なのですが、どの列がどの列に繋がっているのか
分からず、私たちを含め、大量の外国人が
長い列に並びなおしを命ぜられたりしました。
(もちろん白人は大憤慨)
マナドからの出国
空港使用税が必要です。
7500ルピア、もしくは米ドルでも払えます。
米ドルでいくらだったのか記憶に無いのですが、
うちの夫は即座に
「荷物チェック受けちゃったけど、
 もう一回空港の外に出て両替するぞー!」と。
要するに、米ドルで払うと大分ぼられるようです。
(そのときの為替レートによりますが)
私の夫かんきちは非常にマメな生き物なのです。
あるリゾートに泊まると決めれば、
あらゆる方面からコストを下げられないか、努力しているようです。
だからこそ、私たち夫婦の旅は、
パック旅行ではなく、
常に夫かんきちの入念な調査の結果
組み立てられたオリジナル旅行なのです。
(もちろん、パックの方が安いこともあるので
 昨年のパラオはパックでした。)
いずれ、夫かんきちに
旅の技術_計画編と題してブログに投稿してもらおうと思います。
 





海底火山







North Sulawesiの海底火山は、我々夫婦の悲願でした。
海底火山はManadoから遠い上に
私たちが利用したMurexの独自ポイントのようで、
Murexを選択したのはそういう理由からです。
また、昨年モルディブで一緒になった南ア人
ダイバーにその名前を聞いていたので。
海底火山を見にきたのに、
ガイドさんには、天候が悪く、船は結構揺れる予定であり、
さらにダイビングできるかどうかも微妙、と言われました。


Liveaboardの客全員
 ・スペイン人夫婦2組
 ・ドイツ人ファミリー(3人家族)
 ・日本人3名(含む我々夫婦)
が集められ、緊急会議を行いました。


採決の結果、日西同盟が独逸に圧勝し、
「揺れても何でも、とにかく火山へ!」に決定。

確かに多少揺れはしたし、
移動時間が長くなるのでダイビング本数が少なくなったり
しましたが、ちょうど海底火山ポイント
(Underwater Volcanoe という、まんまの名前のポイント)
に到着したときに、快晴!

残念ながら魚はほとんどいないので、写真の数は
多くないのですが、私が初めて体験する透明度!
(プランクトンがほとんどいないっつーことですかな)
珊瑚の状態も悪くなく、美しい水中風景を見ながら
ドロップオフを海底火山に向かって進みました。

海底火山自体は、大興奮するほど大きなものではないですが、
一番上の写真のように、
ある地点の半径15メートルくらい全体は、
岩の間からぶくぶくっと温かい(ときには熱い)
お湯が吹き上がっているのです。

岩が黄土色なのは、この半券15メートルであり、
おそらくお湯に硫黄が混じっていて、その成分が
付着したものと思われます。


その後も、North SulawesiからManadoに戻る
トリップの間、活火山(今度は地上のもの)がある島
の入江で温泉につかったりと、活火山の恩恵にあずかりました。

Lembehからは遠かったし、海底火山に行ったがために
その後のダイビングは魚があまりおらず、
  (なぜかウミウシは豊富)
ひたすら珊瑚礁
  (これは最高級、最後の写真は海底約5m地点
  から、海底10~15mあたりに一面生息している
  珊瑚を撮ったもの)
アネモネフィッシュ
  (ニモちゃんの仲間たち)
を見てすごしましたが、それでも
一回は行ってみたかったので、良しとしました。
尚、Sulawesiにはシーラカンスが生息しているらしいのです。
以下Berkley大学の関連HPご参照。

Lembeh (レンベ)好き嫌い




Lembehで有名な魚といったら、
上の写真のBanggai Cardinal Fishです。
これが見たくて「レンベ、レンベ」と騒いでいたといっても
過言ではありません。

マンジュウイシモチという魚(Pajama Cardinal Fish)
もパラオで何度か見た覚えがあります。
マンジュウは西表など、日本の海にも生息しているとのこと。
マンジュウイシモチも相当変わっている、と思った
記憶がありますが、Banggaiは
Banggai Is. 、Lembeh 海峡にのみ生息する
希少種なだけに、自分を含め、皆さん(特にスペイン人)
はこれに夢中でした。
下の写真はCockatoo Waspfish、日本名は
(ラテン語索引等を活用してようやく突き止めた!)
ツマジロオコゼだそうで、これまた西表などに生息
しているとのこと。
両お魚とも、体調は7cmほど。
Lembehの海は伊豆に似ているとのこと
夫かんきちも、同じLiveaboardに乗っている
正子さんというベテランダイバーもそう言っておりましたので
2分の2(=100%)の人がそう言っております。
私はリゾートダイバーですので、日本では
慶良間、石垣、せいぜい柏島、そしてなぜか初島、御子元が
各々1回ずつ。
もちろん、Lembehの方が変り種が多いようですが。
Mac Diving好きは、Lembehで1ヶ月潜り続けるのだそうです。
一方、同乗していたドイツ人ファミリーは
「Lembehは1日で十分、
 だって暗くて薄汚れた感じがするんだもん」
とのこと。
私は、この暗くて薄汚れた感じ、好きでした。
Lembehで4本潜りましたが、
私はもっともっとLembehで潜りたかったな。

経由地シンガポール





行きも帰りもシンガポールを経由し、乗り継ぎの関係で
割とまとまった時間ができたので、事前にあれこれ(夫かんきちが)
手配し、盛りだくさんのシンガポールになりました。


■行き(シンガポールで1泊)

以下参加者が集い、ワインを死ぬほど飲みました。

①夫の従姉「みこちゃん」@インド系シンガポール人と結婚+シンガポール在住
②夫の同期(女性、独身)@シンガポールに赴任中
③夫の同期(女性、独身)@北京赴任中だが、北京オリンピックを
  避けてシンガポールに逃げてきた
④日本のPublicセクターから派遣され、シンガポールの日本大使館
  で現在働いている人(男性、独身)
⑤我々夫婦

うちの夫かんきちが、②の彼女に「独身男を紹介する」
と約束していたらしく
夫の従姉がJapanese Single Manを紹介してくださったので
果たしてその約束は遂げられたのでした・・・

残念ながら、マッチメイキングと言う意味では不発に終わりましたが、
参加者がバラエティーに富んでおり、話題が広範囲、
皆面白い人ばかりだったので、大変楽しかったのです。



■帰り(シンガポールでの自由時間は約6H)

大変ラッキーなことに、私たちがちょうどシンガポールを経由する
その日に、前述の従姉「みこちゃん」の娘さん「えりかちゃん」
の21才の誕生日パーティーをやるというので、
それにご招待いただきました。

 ※シンガポールでは、21才が大人の証とのことで、
  皆盛大に祝うのだそうです。

みこちゃんファミリーのご紹介です。 (2つ目の写真ご参照)
 ・みこちゃん=日本大使館で働く夫の従姉
 ・まーてぃん=みこちゃんの旦那様
          シンガポール航空で働くインド系シンガ人
 ・えりかちゃん(21才)、えいみーちゃん(確か18才くらい)
 ・まーてぃんのご両親/弟(もちろん、みなインド系)
        
親戚や友人(ご両親の友人を含む)を呼んで、
お父さん(まーてぃん)の友人が開店した
BoatQuay(川沿い)の素敵なお店でのパーティーでした。
まーてぃんのお母さんはものすごくお料理上手で、
美味しいカレー(何種類かありました)をたっぷりいただきました。
ゆで卵とチキンのカレーが最高だったなぁ・・・

それに、なんとライブバンドも来ていて、相当な腕前!
少しゲイっぽいボーカルがシンガポール英語で盛り上げながら
音楽をどんどんプレイしていきます。
思わずやりたい放題リクエストしちゃいました。
(懐かしの80年代ロックを中心に・・・若い子達が多い中、
 割と私たち世代に嬉しい選曲で大満足)


非常に充実したシンガポールでした。

あ・・・マーライオン見忘れた・・・

Liveaboardの良し悪し

昔の記憶をたどりながらブログを作成しています・・・
楽しかった夏休みの記憶。

思い出しながら、適当に出来事をピックアップして書きます。
夏休みの長期連休を利用した、10日間の旅です。

中部国際空港
→シンガポール(1泊)
→Manado(MurexのLiveaboard※に7泊、Murexリゾートに1泊)
→シンガポール(0泊、ストップオーバーの時間を利用してParty参加)
→中部国際空港

シンガポール航空、および提携関係のあるSilk Airを使っての旅でした。
 
 ※Liveabordとは
   別名Dive Safariとも言うのですが、船上で寝泊りしながらダイブスポットを
   めぐるための船/旅行形式のことを指します。
   
   [メリット]
   ・広範囲のダイブサイトを制覇できる、時間を効率的に使える
         (ご飯食べてる間や、寝ている間、読書中にも移動可)

   ・寝泊りするような船なので、日帰りダイビングボートよりも揺れない
   ・ダイビング好き同士で寝食共にします、ダイビング情報

    いやがおうでもたくさん入ってきます
    (外国人と一緒にダイビング/食事等するのが苦痛
    でなければ世界中のダイバーと知り合えます)
       
   [デメリット]
    ・ダイビング以外の時間は単調になりがち(読書等)
    ・海が荒れれば揺れる・・・船酔いした場合、逃げ場無し
    ・船によっては設備がボロく、ベッド狭い・シャワー水のみ・トイレ

     汚い等
    ・人づきあいが嫌いな人はあまり向いてないかも。人と接触して

     いる時間が長いので
     ・ 船上の食事は野菜に乏しい
 
今回の旅行のハイライトは

 ①充実したシンガポールの時間
   ・行きも帰りも大勢の人と会うことができました。
   夫の従姉ファミリーとお会いしましたし、
   夫の同期@シンガポール/中国赴任中とも再会。
   美味しいものも食べました。

 ②Lembehダイビング
   ・MacDivingのメッカと聞いていましたが、まさにそのとおり。

 ③Sulawesiダイビング
   ・特に、行ったことのある人の数は限られているであろう
    North Slawesi。海底火山を見てきました。

写真とともに、解説していきますので乞うご期待です。

Manadoの旅をさっさと書き終えて、
会社を6日間(!)も休んで行ったMaldive旅行のことを書きたいので。