2010年8月25日水曜日

ココ島―ハンマーヘッド(バカ妻)

一眼レフが水没してしまった話はしましたよね…(こちら
一眼があれば、この写真もより透明度高く、
くっきりと、しかも広角で捉えられたことでしょう…

デジカメの質をカバーするために
かんきちがモノクロにして保存していた写真。

モノクロは苦肉の策の割に
どうしてなかなか良い写真なのではないかと、
むしろハイセンスなのではないかと、
バカ親ならぬバカ妻は思ってしまうのである。

2010年8月1日日曜日

ココ島―あなたに会いに来ました‐ハンマーヘッド!

この旅行で撮った写真の中で最もかんきちが気に入っている
ものである。
迫力があるというわけじゃないんだけど、
グラフィックデザインのようなハンマーヘッド(シュモクザメ)
の配置が気に入っているらしい。
水深25mくらいでハンマーの群れが出るのを待っていたら
期待通り、どこからともなく頭上に現れた。
それを撮っていたら実は割と近くにも数匹ハンマーが
泳いでいた、というのがこの写真。

ココ島に来るダイバーの大方が、このハンマーヘッドの群れを
見たくてやってくる。

ココ島で「ここはハンマーが出るよ」と
言われたポイントではだいたい出た。
贅沢なもんだ。

警戒心が強いので、なかなか近くには来てくれない。
いや、近くにきてくれても
こちらが気付かないことも多々。
ハンマーヘッドを待つ場所は、湾のようなところではなくて
外洋の潮の流れがガツーンとそのまま流れ込むような
潮の流れがキツイポイント。
そこにクリーニングフィッシュがいて、体を綺麗にしてもらいたい
ハンマーたちがやってくるのだ。

流れがキツイと人間は流されてしまうので、岩につかまったり
岩を盾にしてハンマーを見ようとする。
しかも、深いところも浅いところも見える場所が良い。
すると、深い海に面した崖っぷちのようなところで
崖の淵につかまって見るのが最もよくあるパターン。
ダイバーは横一列にちらばって
上に下にとキョロキョロしながら綺麗好きハンマーたちが
やってくるのを待つ。
ハンマー(であれ何であれ、面白いもの)が出たら
タンクを棒でたたいたり、ダイビングベルで音を出して周囲にも
知らせてあげる。

この音やら、指さす隣人に気を取られてあっちこっち見ているうちに
実は目の前をすーっと、通っていたりするのです。
もっとよくあるのは、カメラマンがせっせと写真を撮っている
その後ろ近くをざーっと泳ぐハンマーの姿。
単なる嫌がらせとしか思えん。


ある程度近くまで来ると、実はこっちをチラチラ見ていたり
するのが確認できる。
「目と目で通じあう♪」(古っ!)
ダイバー的には至福の時!!

その妙ちきりんな目でどんな風にまるきちを認識したのか
興味あります。